ぺぺぺの保育士試験雑感【no.001】
お疲れ様です。
ぺぺぺであります。
以前投稿した「ぺぺぺのコンテンツ」で触れたように「保育士試験」の話題について「ペペぺの保育士試験雑感」という名称で、感じたことや考えたことを記していこうと思います。
試験対策と言うよりは、保育士試験に関係する副教材とか副読本のような内容になりそうだなぁ、と思っています。
保育士試験で課される試験科目(2024年現在)
保育士試験は、1次試験と2次試験があります。1次試験が筆記試験で9科目あります。2次試験は1次試験を合格出来たら受けられます。実技試験で、3分野(音楽に関する技術、造形に関する技術、言語に関する技術)から2分野を選択して受験します。
1次試験の受験科目は、「保育の心理学」、「保育原理」、「子ども家庭福祉」、「社会福祉」、「教育原理」、「社会的養護」、「子どもの保健」、「子どもの食と栄養」、「保育実習理論」です。
このうち、教育原理と社会的養護だけ他の受験科目と扱いが違います。通常、1つの受験科目につき、配点は100点、解答時間は1時間です。でも、教育原理と社会的養護は、配点が半分の50点で解答時間も半分の30分です。
すべての受験科目で6割以上の得点があれば1次試験は合格です。
なお、1つの受験科目の合格は合格した年を含めて3年間有効だそうです。また、「合格科目免除期間延長制度」(!)というものもあるそうで、一定の条件を満たしていて、申請して認められたら3年間の有効期限が5年間に延ばしてもらえるようです。
詳しくは以下のリンクから入って頂いて探してみて下さい。
保育士試験の受験資格について
上記の保育士試験の受験資格を見たら、とても興味深いことが書いてありました。
今時、このようなことがあるんだな…、と思いましたが、中学校卒業の学歴でも保育士試験を受験できる道があるのですね。
平成3年4月1日から保育士試験を受験できる基準が短期大学卒業程度に引き上げられたのですが、その時に最終学歴が中学校卒や高等学校卒の受験類型が現在のように整えられたようです。
この受験類型の場合、【児童等の保護または援護に従事している】という現場経験が一定期間あり、勤務時間数が一定時間数以上あれば保育士試験を受験できることになるそうです。
具体的には、中学校卒業であれば現場経験が「5年以上かつ7200時間以上」で受験資格がもらえます。また、高等学校卒業であれば、卒業時期や在籍した学科により対応が変わりますけれども、必要な現場経験が「2年以上かつ2880時間以上」で受験資格がもらえます。
このような受験の仕方が認められている理由を考えてみました。いろいろと仮説は思い浮かぶのですけれども、やっぱり想像は想像でしかないので、細かなところで疑問が次々に湧いてきて落ち着きません。
保育士資格の歴史的考察をしている書籍などを探して読んでみたいと思ったのでした。(了)
(※2024年10月23日に内容と表現を大幅に改めました。)