非エンジニアでもクエリを書きたい!知識ゼロからはじめるMetabase
これは、Metabaseがわからなさすぎて病みそうになっていた人が、知識ゼロの段階から「ちょっと仲良くなれそうかも」な段階まで仲良くなった記録です💐
「自分には無理」「難しすぎる」と思っている人でも、「なんかこわくないかも!」と思ってもらえたらいいなの気持ちを込めて書いています。
ちなみに、知識ゼロってどのくらい?
「SQLってなに……🥲?」
「てかそもそもメタベースってなに😢😢?」
「クエリってなに…クエリを書くって……どういうこと😭😭😭」
このくらいの感じです。
もはやググっても何もわからない。ググると余計混乱する。ググりながら泣いている。
「初心者向け」とタイトルにある記事を読んでも、1文目からもうわからない。
アクセス?定義?言語?開発????
非エンジニアにとっての心のハードルが高すぎる。
というわけで、社内のエンジニアさんに泣きついて、0から教えていただきました。
以下、教わったことを自分なりに理解して書いたものです。
🐻 🐻 🐻
Metabaseの使い方を知る前に、まずは「データベース」というものがなんなのか?というところから考えてみます。
データベースと聞くと想像するものはなんでしょう?
きっと多くの方が「スプレッドシート」や「Excel」を想像するのではないでしょうか。Notionを使っている人だと、「テーブル」を思い浮かべる人もいるかもしれませんね。
Excel、スプレッドシート、Notion。全部正解です🙆♀️
これらがすべて、データベースです。
データが入っている場所、すなわちデータベース!
極端なことを言うと、メモ帳に数字や情報が入っていれば、それもデータベースであると考えることができます。
弊サービス「SUZURI」でも、巨大なデータベースを使用しています。
会社で使用しているデータベースを例えるならば、巨大な図書館。
大事なデータがびっしり詰まった、情報の宝庫。
スプレッドシートやExcelであれば、売り上げなどのデータを簡単に見られますよね。ですが会社で使用しているデータベースはそう簡単に覗くことができません🤧
なんせ情報量が膨大ですし、セキュリティもがっちりしています。
さて、どうする👀?
ここで登場するのが、本日の主役「Metabase」くんなのです👏👏👏👏👏
有能なMetabaseくんは、データベースから必要な情報を取ってきてくれるのです。
しかし!ここで問題が発生します。
図書館で司書さんに相談するのであれば、「すみません、〇〇についての本を探したいのですが……」と話しかければOKですよね。相手はMetabase。そうはいきません。
なんとMetabaseくん、日本語がわかりません🤖🌀
彼にお願いごとをするためには、専用の言葉で話しかける必要があるのです。彼が理解するのは、SQL(エスキューエル)と呼ばれる言葉。
SQLをフルネームで書くと、Structured Query Language。
あえて日本語に意訳してみると「構造化された、質問のための言語」という感じでしょうか。
データベースという大きな金庫の中にあるお宝(=情報)を、とくべつな言葉(=SQL)で話しかけると取ってきてくれる仕組みです。
子どもに話しかけるときは、しゃがんで目線を合わせる。
海外旅行に行ったら、その土地の言葉で挨拶する。
Metabaseくんにお願いごとがあるときは、「SQL」で頼む。
いいぞいいぞ、なんだかちょっとわかってきた気がしますよ。
<次回予告>
テーブルってなに?カラムってなに?