単純目視では見つからないモノ。

巡回は、問題がないかを確認するための業務ですが、ルーティンとなってしまうと、ざっとの目視で仕事をした気になってしまい、見つからないモノがたくさんあるので、注意が必要だと感じています。

ある日、簡単な巡回の途中で、ごみ箱のごみを捨てるという手順を済ませた時でした。何か違和感を感じて、もう一度ごみ箱を取り上げて、よくよく確認してみたところ・・・。ごみ箱の底が、半分開いていました!缶や瓶からジュースなど液体がこぼれたり、雑誌などの重みで劣化してきていました。当たり前ですが寿命があるよね・・・と思い、急いで新しい物に交換したのでした。

またある時は、メールボックスの投函口で、ふと、“誤投函注意ください”と先日貼り出した注意書きが、目に入った時。文言の下に、ボールペンで小さな字が「暗いよ~」と書いてあることに気付きました。

投函口は、外から出入りできるエリアですが、建物内にあり、照明も点いています。全部点けると明る過ぎるので、そのうち必要な分だけ点けてあるはずが、確かに暗いな、と思い、人感センサーが反応しているか、電球が切れていないかを確認しました。

すると、誤ってスイッチが切ってあることが分かりました。暗くて見づらくては誤投函も発生するかも、と設定を変更し、様子を見ました。

すると数日後、そのメモ書きに取消し線が引かれているのを発見しました。どこの業者さんかは分かりませんが、この貼り紙を通してのコミュニケーションに、ちょっと一人笑いをしてしまったのでした。

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