武雄市での「子どもの好奇心バクハツ親子フェス」が教えてくれたこと。『ピートラ』Vol.98
広報チームの川端です。
私は第一子、息子が1歳になった昨年8月より仕事復帰しました。
毎日ドタバタな日々ですが、私から見た会社のことや、新米ワーママとしての体験など、noteに残していけたらと思っています。
私たちは2022年より「子どもの好奇心がはじける瞬間をつくりたい!」というパーパスを制定し、パーパス実現にむけて社員一同がんばっているわけなのですが、その中で私たちのパーパスに共感してくださり、子どもたちのために一緒に何かしませんか?というお声がけをいただくことはとてもうれしいです。
今回は、ぽぽちゃんをきっかけに子育て分野において連携協定を結ばせていただいている佐賀県武雄市のみなさんとのお話。
今年は武雄市とピープルとして初めての「フェス」を一緒に挑戦させていただいたおかげで、私にとって「たくさんの人に会える機会をつくること」への想いが強くなりました!
ぽぽちゃん愛がつないでくれたご縁が今も。
そもそも佐賀県武雄市とのつながりができたきっかけは武雄市職員さんからのお問い合わせでした。
娘さんがぽぽちゃんを大変可愛がってくださり、ぽぽちゃんに佐賀県武雄市の子育て環境の良さをPRする役割をお願いできないか?というご依頼でした。
ピープルで自治体との連携協定を結んだことは一度もない。
どうしよう?
てか、何すればいいのだろう?
そんな大切な役割が、我々に務まるだろうか?
でも、なんだか面白そう…!!!
「新しいことへの好奇心」が先行して、ぽぽちゃん担当者を中心に、広報の私もプロジェクトメンバーとして定例ミーティングさせてもらうことからスタート。
まずは2022年9月の西九州新幹線開業にむけて、ぽぽちゃんを活用したPRを考えていきました。
昨年、ぽぽちゃんを生産終了することになりましたが、事前にその旨をご報告させていただいたところ、ぽぽちゃんは生産終了になっても、ピープルとの連携は続けていきたいというご意向を伺うことができ、2022年の連携協定から今年で3年目をむかえることができました。
ちなみに私たち社員は年1回は必ず武雄市にお邪魔しており、昨年は武雄市物産祭りに出展。
今年は何をしよう?と考えていたときに、やっぱり武雄市や近くにお住まいの子どもたちと大人が楽しめるイベントやりたいですよね。
一緒に「フェス」やっちゃいます…?!
と盛り上がり、武雄市役所秘書広報課のみなさんの行動力のおかげでフェス開催にむけてトントン拍子で話が進んでいきました。
【関連リリースはこちら】
2024年11月22~24日、「子どもの好奇心バクハツ親子フェス」in武雄市
このフェス会場は武雄市でも人気施設である「武雄市図書館・子ども図書館」を3日間もお借りしました。
ピープルからは代表の真人さん(機ちょー)やピープル赤ちゃん研究所メンバーを中心に総勢9名で行きました。まるで旅一座のような大人数出張に(笑)
「子ども図書館」には3日間、ピープルのおもちゃを体験して購入できるスペースをオープン!
直営店を持っていないピープルには貴重な体験です。
武雄市の広報誌やSNS広告で大きく開催告知をしていただいたおかげで、市内の方だけでなく、福岡や長崎など「車で1時間ぐらいだったので遊びに来ました!」という方も。
また、地元メディアの取材もしていただいたおかげで「ニュースを見て楽しそうだから来た!」というお声もいただき、たくさんの方に武雄市とピープルとの活動を知ってもらえる機会となりました。
【フェスの様子はこちらの動画をご覧ください】
「好奇心バクハツ親子フェス」での気づき
私は主に、子ども図書館でのプレイランド&ショップの店員さんとしていることが多かったフェスですが、本当にたくさんの方とお話しできたのが楽しかったです。
その中でも印象に残っているのが、「おもちゃの選び方がわからないから相談したくて来たんです」という赤ちゃん連れのお母さんが数組来てくれたこと。
お子さんの喜ぶ姿を見たいけど、情報がたくさんありすぎて、どんなおもちゃを選んだらいいか、わからなくなって結局おもちゃを買わずじまいになっていると。
私はプレイスペースに遊びに来ていただいた方にはこんな質問をまず伺うようにしていました。
「最近お子さんが好きな遊びとか、好きなものってありますか?」
そうすると、すぐに「リモコン!」とか出てくる人もいたり、
「うーん、どんなことだろう?」と会話しながら、「とにかく舐めてるかも?」と思いついたことを教えてくれたり。
そのお母さんの気づきをもとに、「これはどうかな」と合いそうなおもちゃを赤ちゃんに試してもらうようにしました。
今思うと、ワインのソムリエさんみたいだったかも(笑)
赤ちゃんの反応はとても素直だからそれだけでも私は面白い(そしてめちゃくちゃ可愛い!)のですが、とても興味深かったのは、私と一緒に赤ちゃんの反応を楽しんでくれているご両親の姿。
「ええ、こういうの好きなんだ!意外!」
「このおもちゃSNSで見たから気になってたけど、ぜんぜん興味持たないじゃん(笑)」など。
赤ちゃんの反応をみんな楽しんでいて、お気に入りが見つかるととても喜んでくれていました。
そして体験したおもちゃをその場で買ってくれる人も。
体験が価値になる。
その瞬間を目の前で味わえたのが本当にうれしかったし、これも、ピープルのおもちゃが「赤ウケ」だからこそ通用することだと思うので、より一層、自分たちの商品力に自信をもちました。
そして、武雄市の職員さんもスタッフとしてご参加いただいたのですが、子育てベテランの方も多く、お子様の相手がとっても上手でした。
途中からは、まるでピープル社員のごとく商品説明できるようになっていてビックリ!
今回、武雄市の皆さんのおかげでたくさんのお子さんや親御さんにお会いすることができ、もっと多くの方にピープルのおもちゃを知ってもらいたい!
いろんなおもちゃを体験してみてほしい!という思いが強くなりました。
来年は、長年準備している「新事業第1弾」もいよいよ発売となります。
全国で、そして海外でも?!たくさんの方にお会いできる機会を作れるようがんばります!
最後に、武雄市役所の皆さま、武雄市図書館の皆さま、本当にありがとうございました!