強くなるということ

怒られたり、叩かれたり

できれば避けて通りたい。

20代の頃
仕事でよく怒られました。
今ではパワハラ認定されるような感じのことも。
皆の見てる前で怒号が飛び交ったり。
ストレス発散か？
もはや怒鳴ることが趣味なのか…？
と、そんなこと上司には聞けなかったけど。

この年齢になると
怒られること自体あまりなく、
当時を懐かしくさえ思います。

最近は昔のように怒ったりすると
大問題になるから大変です。
怒らず、諭す…そして褒める、
って感じでしょうか。

とにかく、めんどくさい

怒られるのも、怒るのも、叩かれるのも
変なストレスを抱えたくない、と思ってしまう。

できれば誰からも好かれたい。
トラブルは避けたい。
できれば穏便に。
なので人の顔色を伺い
できるだけ余計なことは言わないようにする。
ほぼ透明人間のように
大多数の中にまぎれて生活をする。

大多数の人が選択してることと違うと
そんなにダメですか？

例えば女性なら、結婚問題。

今でこそ、働いて当たり前の雰囲気ですが
つい最近、いや現在でも
結婚せず、
ず～っと働き続ける女性に対して
違和感を持つ人はいると思います。
それは男性目線だけではなく、
同性の女性目線でも。

昔は25歳過ぎたら売れ残り、と
クリスマスケーキの例えられたり。

適齢期を過ぎると親のみならず
同僚、友達
はては親戚まで総出で
私を心配してくれました。

20代の頃は、適齢期になったら
自動的に結婚できるもんだと思っていた私。

しかし、周りがどんどん結婚、出産と
いわゆる女の幸せ的なものを掴んでいくと
不安に。
何がイヤって、年賀状。
毎年年初から、複雑な思いで眺めてました。

しかし今となっては当時を思い出すと笑えます。

その➀
帰省したら、知らないお爺さんが。
「いまからお見合い写真を撮ってもらう」と父。
なんのこっちゃ？突然。
訳が分からず言われるまま、撮影開始。
いや…せめてちゃんと化粧させて…。
しかも玄関先で撮影って。
逆光で、目、細っそ～なってるし。
あれ？見合い写真ってスタジオで
撮影するもんじゃないの？
ちょっと、普通のデジカメやんか。
シミ、しわ、どうしてくれるのよ。。。
お爺さんが帰った後、
父に怒りの矛先を向けた私。
心配してくれてるのは分かってんねんよ…
分かってんねんけどな～モヤッ。

その②
大阪の親戚の家に訪問した際、
伯父から
「大丈夫や、まだ間にあう！！」
なっ、何に？突然なによっ？？www
話しの流れ的に、どうやら出産のことみたい。
伯父さん、私、40過ぎてんねん。
速攻で切り返したような（笑）
もう結婚はええということやな。

都会以上に周囲の圧が強いのは
実家が田舎だから、ということもあるでしょう。
結婚して当たり前、
家族を持って当たり前という世界だから。

結婚して出産した友人も
2人目は？と聞かれたりしたそう。
気が休まることはないですね。

本当に目ざといというか。

しかしそういう周りの人、
全員と上手くやっていくのは、ムリです。

出る杭は打たれる
少しでも人と違うと叩かれる。

これはビジネスでも同じ。

処方箋としては
・出過ぎる杭になる
・とにかく耐性をつける
でしょうか。

いちいち気にしてたらやってられません。
そういう意見もあるんだな～と思えるように。
宇宙の果てから見たら、
出てる杭なんてちっぽけなもの、
いや、見えてないかも（笑）

そういう視点も必要かな？
開き直りというか
達観というか。

強い女性でありたいと思います。