文学フリマに思う、接客・・・?のこと
文学フリマ記事を読んでいると「こうすればいいんじゃないか」記事がたくさん出てくる。
みなさんこんなこと考えてるんだな~と思いながら拝見してるんですが、どーしても一点、「声を積極的にかけるべき!」というアドバイス(なのか分析なのか)にだけは声をあげさせていただきたい。
なかには私のような、声をかけられるとびびる人間もいるのです・・・!
また、「作品の内容を直接プレゼンするとよい」「ブース内に試し読み用は不要」というところも、自分の目で本を選びたい派としてはかえって居心地が悪くなることが多いです。
交流は大歓迎なのだけど、本を選ぶ時はそちらに意識を持っていきたいのです・・・。
話をしながら本に目を通して判断するって難しすぎる。すくなくとも、私には。
文学フリマの売り方の分析記事を書いてる方は、「これから出店したいからリサーチにきた」という方もけっこう多くて、たぶんだけど全体を通しで歩かれてるんじゃないかなと。
実際、一般参加で行く時は好きなジャンルや事前チェックしてきたブースを中心に動くから、全体的な視点とはちょっと変わる気がする。
全体的にみると「目立つ」で記憶されると思うけど、一般参加するぞーって行く時は「おもしろそう・好みの感じ」が伝わるブースに惹かれる。まだ読んだことのない、すてきな本に出会いたいから。
わかりやすい方がいいという意味で、目立つ方がいいよなっていうのは確かなんですが。
声をかけるべき、プレゼン(接客)すべきまでいくとスタイルが分かれるところなんじゃないかと思っている。
小説って、ストーリーだけじゃなくて文章の雰囲気の合う合わないもありますし。
声をかけるべき、という方のなかには「声をかけないのはダメだ!」と控えめ対応を否定する方も少なくなくて。
そこまで言っちゃうのはどうなんだろーと思った次第。
接客というか、コミュニケーション上手な方や、ZINEみたいにワイワイ話しながら買ったほうが楽しい本だったら声をかけたほうが盛り上がるよね。
でも、全部全員がそういうわけじゃない。
そしてそれが文学フリマのいいところでもある。
接客の内容の何が良い悪いって話をしたいわけじゃなくて、単純に「いろんな本といろんな出店者さん、参加者さんがいる。それが味よね~」って言いたいだけっす。
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