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アートを通じてサイエンスを学ぶ!色のひみつを紐解く産学協同ワークショップを開催しました

2024年8月4日(日)、東京 日本橋のアートホテルBnA_WALL 地下アトリエにて、KMD(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)の学生さんたちと産学協同のワークショップを開催しました!

コミュニケーションを専門とするKMDの学生さんたちが主催する、本ワークショップ。
その背景には、昨今の子どもたちは実体験が減り、サイエンスへの興味も薄れているのではという課題意識があったといいます。

そんななか、身近な楽しいアートを通じて、サイエンスへの興味を持ってもらえたら…
ということで、今回はぺんてるサインペンを使って、色のふしぎに親しみ、遊びながら学んでいきます!


色のひみつを学んでお花をつくろう!

「先生ペン」「作家ペン」とも呼ばれ、職場や学校で親しまれているぺんてるサインペン
1963年の誕生以来、世界中で愛されている水性ペンのベストセラーです。
みなさんも、きっとどこかで見たことがあるのではないでしょうか。

実は、ぺんてるサインペンの各色は、それぞれ独自の異なる成分で作られています。
そのことを確かめてみましょう!

①科学原理を学ぼう

用意するものは、以下の3つ。
手軽に実験できるので、ぜひご家庭でも試してみてくださいね。

  • ぺんてるサインペン

  • コーヒーフィルター

コーヒーフィルターの中央に、好きな色で丸を描いて…
水を吸わせて、変化を観察!

だんだん水が上がっていきます。
これは、細い管の中を水が上がっていく「毛細管現象」。
植物が土の中の水を吸い上げるしくみと同じですね。

フィルターを取り出して、色を見てみましょう。
インキの色がにじみながら、いくつかの色に分かれていくのがわかります。
こうして色を分ける方法を「ペーパークロマトグラフィー」といいます。

水と一緒に上がっていくインキが、さまざまな場所に定着することで、どの色素が含まれているのかがわかるんですね。

②お花をつくろう

科学原理を学んだところで、フィルターを使ってお花を手作りしていきましょう!

フィルターが乾いたら、花びらの形に切って、茎をつけて完成!

グラデーションがきれいなお花ができました。

ほかにも、いろんな色を使ったらどうなるかな?
描く形を変えたらどうなるかな?
興味津々なお子さんたち。
いろんなパターンや組み合わせを試していました。

色とりどりのお花ができました!

自分だけのお花を手に、みなさん満足げな表情。
楽しみながら科学を学ぶ、思い出に残るひとときになったのではないでしょうか。

③放課後レッスン

ワークショップ後には、アトリエの一角で放課後レッスンも。
こちらのお子さん、おうちでも色の実験をたくさんやってこられたそうで、夏休みの自由研究にするとのこと。
ぺんてるの技術者による解説に、真剣に耳を傾けていました。

今後のワークショップ予定

次回のワークショップは、今回とはまた違ったテーマで9月14日(土)開催予定です!

アートホテルBnA_WALLで自由研究!ぺんてるのペンを使って暗闇で光るネオンちょうちょを作ろう♪
https://kmdpentelworkshop.peatix.com/

  • 日時:9/14(土)10:30~12:00

  • 場所:BnA_WALL

  • 参加費:3,500円

  • ネオンカラーの筆touchサインペン付き

▼お申し込みは▼


身近な文房具から広がる、奥深いサイエンスの世界。
これからも、たくさんのみなさんにご興味を持っていただけましたら嬉しいです!

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