雪解けの風景を描く❄柴崎先生のアートクレヨン教室（12月）開催レポート
みなさん、あけましておめでとうございます。
新しい年が幕を明けましたが、いかがお過ごしでしょうか。
2025年もぺんてる公式noteでは、ぺんてるのものづくりへの想いや取り組み、知っているようで知らない豆知識、みなさんにご参加いただけるイベントのお知らせやレポートなどを、社員が自らの言葉でお伝えしていきます。
何かを表現するってちょっと楽しいかも、そんなふうに思っていただけるよう、今年もみなさんと一緒に表現するよろこびを探求していきたいと思いますので、2025年もどうぞよろしくお願いいたします！
さて今回は、2024年の最後に開催された「柴崎先生のアートクレヨン教室」の様子をレポートします。
ぺんてるとおじいちゃん先生こと柴崎春通先生が共同開発し、クラウドファンディングから始まった「アートクレヨン」。
そんなアートクレヨンの共同開発者であり、YouTubeで人気の画家・柴崎先生と、アートクレヨンで描く愉しみを満喫できる「柴崎先生のアートクレヨン教室」は、柴崎先生から直接レクチャーを受けられると大人気の企画です。
アートクレヨン教室は、クラウドファンディングの返礼品として2023年12月にはじまって以来、約1年が経ちました。
冬の雪景色を描いた前回11月の教室に続き、2024年最後となる今回の教室では、アートクレヨンを使って柴崎先生とどんな絵を描くのでしょうか。
それでは、2024年12月21日の様子をお伝えします！
（今後のアートクレヨン教室のお申し込みはこちらから）
今回のテーマは…
12月も後半に差し掛かり、クリスマス直前の週末となったこの日。
今回のテーマは”雪解けの風景”です。
まずは鉛筆、もしくは太めのシャープペンシルを使って下絵に描き加えるところから。柴崎先生の手元をカメラで写しながら、みなさんと一緒に進めていきます。
いざアートクレヨンで描いてみる🖍
そしていよいよアートクレヨンの登場です！
2～3㎝ほどの長さに折ったアートクレヨンを寝かせて塗りながら、冬晴れの青空を描いていきます。
紙に色が乗りやすく定着性に優れるため、カスの出が少なく、周りを汚す心配なく描くことができるアートクレヨン。
そんなアートクレヨンの特長を会場のみなさんに優しく語りかけながら、色の混ぜ方や重ね方などの技法を目の前で示してみせてくださる柴崎先生。
目の前で描いていただくことで、画面越しには伝わりにくい強弱の加減や微妙なニュアンスを実感することができます。
続いて遠くに連なる山々や、清らかな雪解け水が流れる川など、どんどん描き進めていきます。
同じ題材でも描く方よって雰囲気が変わるのが、絵を描くおもしろさのひとつ。
柴崎先生のアドバイスを通して、他の方がどんな風に描いていてどんなレクチャーをいただいているのかを知ることができるのも嬉しいポイントです。
直々に教えていただける、リアル会場ならではの学びかもしれませんね。
完成👏
こうしてみなさん集中して取り組むこと約2時間。
雪の合間に鮮やかな植物が顔を出す、一枚の風景画が出来上がりました！
白い雪と草木のコントラストが映える作品です。
たった8色のアートクレヨンと2時間ほどのレクチャーで、ここまでのものが描けることに毎度驚かされます。
柴崎先生への質問タイム！
みんなで作品を描き終えた最後には、柴崎先生に直接気になることを聞ける「質問タイム」です。
絵を描くときのコツから先生の日々の過ごし方まで、なんでも柴崎先生にお答えいただけるこのコーナー。その一部をご紹介いたします。
Q. どこにどんな色をのせたらいいかわからず、描きながら迷ってしまいます。どうしたらよいでしょうか？
A. アートクレヨンは、色をのせすぎたときは削ってまた上から色をのせたりと、油絵みたいに手直しができます。だからまずは自分が思った色を大胆にのせてみて良いと思います。
アートクレヨンは絵の基礎を学んで試すのにぴったりだし、色数もたった8色だから、色の使い方の勉強にもなると思うので、どんどん使って練習してみてほしいですね。
Q. 先生のYouTubeを見ていると、最初は適当にパパーっとと描いているように見えて最後には素敵な作品に仕上がっていますが、描くときは完成形をイメージしていますか？
A. 絵は料理と同じだと思っています。
なんとなくでも完成した料理のイメージとこれまでの料理経験があると、レシピ通りに作らなくても、料理が作れたりしますよね？途中で味が変になっても、調味料を加えたりして修正もできます。
つまり大まかなイメージと経験が絵を描くときにも大切になってくると思うので、たくさん試して練習して経験を積んでいってください。
Q.雪に赤色を使うことに驚きました！色使いが柴崎先生の特長なのかなと思うのですが、どのようにお考えですか？
A. やはり絵は料理と似ていますね！
レシピ通り作ると定番の味が出来上がる一方で、さらにもう一味深く、あなた自身の個性的な味を作るには、レシピから少し離れてみる必要もあるかもしれません。
多くの人に”これはこの色”という概念があるかと思いますが、実際の風景には多様な色が混ざっています。そこを抜け出て冒険をしてみることこそが絵を描く醍醐味かもしれませんね。
今日あなたも、雪に赤色を使ってもいい！という発見ができたので、新たな創作にまた一歩踏み出せたのではないでしょうか。
Q.失敗するのが怖くて、黒をあまり塗れませんでした。克服する方法はありますか？
A. 料理も失敗を経験して、だんだん上手になります。絵なんて失敗してもだれも怒らないし、良し悪しも自分で判断ができます。こんなに自由に自分の思い通りにできる世界はほかにありません。人に言われたことをやる必要はないので、大胆に自由にアートクレヨンを使って絵を描いてみてくださいね。
次回は2025年1月17日開催！
次回は、2025年1月17日（金）開催予定です。次はアートクレヨンを使ってどんな絵を描くのでしょうか？お楽しみに！
▼お申し込みはこちらから
新しい年になり、新たに何か始めてみたいな～と思っている方がいらっしゃいましたら、是非お待ちしております！
おまけ
クリスマスも目前ということもあり、この日ご参加くださったみなさまには、柴崎サンタからクリスマスカードのプレゼントがあったのでした🎅
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