8.経営学は生きていくための知恵になるらしい
皆さんこんにちはこんばんは。
大学院生Hiroです!
今日は、私が大学院で専攻している「経営学」について、皆さんに共有していきます~!
この記事、以前から書きたかったんです・・・!
経営学と聞くと、「お金儲けをするための学問」というイメージを抱かれたり、「起業するの?」とよく聞かれます。
実際、経営学を専攻している大学生も就職活動する方が多いですし、経営学を学んでいるからといって一概に経営者になれるわけではありません。
なってみたいですけどね。笑
では、なんで経営学をという学問が発展しているのか。もしくは、経営学を学ぶ学生が沢山いるのか。
今日のブログを読んでいただくことで、経営学が私たちの生活に知恵をもたらすこと、経営学の知識は様々なことに応用できることを知っていただけます!
新学期が始まり、経営学の授業を履修している方、ないしは、経営学についてよくわからない方、経営学の面白さについて理解できていない方・・・
たくさんの方に有益な情報を今回も共有できればなと思います。
それでは、いってみよう!
経営学とは
まず、経営学そのものについて、皆さんと共有したいと思います。
経営学自体がそもそも100年ほどの歴史しか持っていないので、経済学などと違って、結構新しい学問なんですよ。
そういうこともあってなのか、「経営学は何のためにあるのか」という基礎的な質問に対しても、経営学者によって捉え方はまちまちです。
経営学を「お金を儲けるための学問」と捉える研究者の方もたくさんいらっしゃいます。
他方では、「経営学はお金儲けのための学問ではない」と宣言する研究者もいます。
経営学が考える企業経営の目的は、利潤最大化が全てではない。
人の幸福、社会の発展、イノベーションなども大きな目的。
【引用:加護野・吉村(2012)『1からの経営学』(第2版) 碩学舎】
この思考は、大手企業の創業者のアイデンティティーとしても根付いていたりします。
パナソニック創業者の松下幸之助は、「企業の存在理由、使命は社会貢献である」と述べ、京セラ創業者の稲盛和夫氏は「全従業員の物心両面の幸せを追求するのが会社の目的」と捉えています。
なので、経営学を学ぶ際のポイントとして、「どのように金儲けをするのか」だけではなく、「何のために金儲けをしているのか」を考えることも大切なのです。
経営学は応用しやすかったりする
経営学では、企業が持つ資源をカネ・ヒト・モノ・情報の4つから捉えます。
なので、一口に経営学といっても、幅広い学問領域が存在します。
経営戦略論、経営組織論、計算論、生産管理論、会計論・・・とね。
大きな見方として、「戦略」と「組織」の2つの流れがありますが、これは外部環境から企業の戦略を構築する「戦略アプローチ」と、企業の内部資源である組織構造や人的資源を検討する「組織アプローチ」から成ります。
さらに、最近世の中に広まっている概念として、「キャリア」という考え方があります。これも、経営学研究の一つでもあるんですよ~。
「キャリアデザイン」や「キャリア開発」などについても、本ブログで後々紹介できればというふうに考えております。
首を長くして待っておいてください~
結局、経営学は誰にとって役立つのか
この答えは、「現代を生きるみんなにとって役立つ」というのが適切だと思います。
一口に、経営者にとって役立つ学問というわけではなく、企業に勤める皆さんやこれからの人生を考えていく学生の皆さんにとっても、有益かつ実践しやすい学問なんです!
ですが、なかなか経営学が幅広い人を対象に共有されることは少ないので、冒頭で述べたような「経営学はお金儲けの学問」であるとか、「起業するための学問」であるというイメージで捉えられることがあるんですね。
本ブログはその流れに逆らって、経営学の良さを皆さんに共有していきますので、楽しみにしていてください!
経営学を知りたい人にオススメの参考書(入門編)
これから随時、本ブログでも経営学に関する情報はアップロードしていきますが、学びたくなった!という人に向けて、とっつきやすく参考になる本を紹介して、今日はおいとましますね。
①加護野忠男・吉村典久『1からの経営学』(2012)
経営学の有名な学問を、企業の事例とともに紹介しており、経営学の多様性と有益性について知ることができます!
②岩崎夏海『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 』
2010年に映画化もされて流行した「もしドラ」は、経営学者ドラッカーの理論を活用してマネージャーが野球部を発展させるストーリーなんです!理論にはあんまり興味ないという方にもおすすめです!
本日も読んでくださりありがとうございます!!
♡やコメントも宜しくお願い致します!
明日も楽しい一日が訪れますように・・・
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