梅雨の合間に
故郷の路を歩いてみた
小さい頃の思い出が白壁の隙間にある風景
父の大きな手にひかれ
夏祭りに出かけた季節までもう少し
赤いランドセルに黄色い傘をさして
近所の小学校まで歩いて行った
夜になると雨音と蛙の声が鳴り響く
夕立が過ぎると蛙が鳴く
風が田んぼを過ぎる瞬間に
ゲコゲコと鳴いてた声が止む
少し経つとキュッと鳴く蛙が始まりで
ゲコゲコと合唱が始まる
街灯の周りには
小さな虫たちが集まり
夏の夜を楽しんでいる
小川のせせらぎに
昨日見た夢を笹舟に乗せて
梅雨の合間は過ぎてゆく
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