#30 後回しにしない
仕事をしていると突如、大したことはないんだけれども、やらないといけない仕事が現れる。
みなさんも経験したことがあるのではないでしょうか。
学校の先生でいうと、アンケート類に答えることだとか、何か記入して書類を提出することだとか、電話やメールで何かを確認することなどがあげられそうです。
これらはできるだけ、その場で片付けてしまうようにしています。
何かをしている途中であったとしても、先にやってしまうこともあります。
そのように心がけているのには理由があります。
だいたいこういう仕事は重要性も緊急性も低いと考えられます。
そのため、いとも簡単に後回しにしてしまうことが可能です。
一度後回しにしてしまうと、その仕事は後回しにしても大丈夫なものになってしまいます。
そして、今度時間があるときにやったらいいや…となり、時間があるときというのはやってこないんですね。
また、後回しにしてしまったら次に始めるときに大きなエネルギーが必要になってしまいます。
これがまたさらに後回しにしてしまう原因となってしまいがちです。
すぐにやると決めておけば、小さなエネルギーでその仕事を片付けることができます。
このように、後回しにする状況を生み出さないようにするためというのが1つの理由です。
もう1つはすぐ取り組むことは誰かを助けることにつながるからです。
アンケートや書類提出をお願いされるということは、きっとそのあとにしなければならないといけないことがあるはずです。
僕たちが早く済ませれば、その人も早く次の仕事にとりかかることができます。
後回しにしない習慣を身につけることは、誰かを助けることにつながると思います。
仕事の向こうには必ず人がいるということを心にとめておきたいですね。
ちなみに、今すぐする仕事かどうかの判断基準について、僕は明確に決めているわけではありません。
ただ何かの本には、「5分以内に片付くかどうか」と書かれていました。
言われてみると、何となくそれくらいで今するか、あとでするかを決めているように思います。
5分以内に片付く仕事はその場でやってしまう。
ぜひみなさんも意識して取り組んでみてください。
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