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テキストコミュニケーションのデメリット
LINEやTwitter、Slackなどの文字情報をベースにして行うテキストコミュニケーションはとても便利です。
伝えたい情報を瞬時に相手に届けることができるので、ビジネスが円滑に進みます。
また、人と直接会話するのが苦手な人も文章を書く力があれば、LINEやTwitterはコミュニケーションをする上では大きな助けとなるでしょう。
しかし、テキストコミュニケーションは
誤解が生じやすい
衝突が起きやすい
というデメリットがあります。
文章での会話は、できるだけ早く相手に情報を伝えることが優先されるため、感情的な部分が考慮されません。
それゆえ、状況によっては、正しい情報なんだけれども、自分が意図していないことも相手に伝わってしまうことがある。
実際の会話なら、その場の雰囲気でなんとかなることもあるし、伝えたいことに誤解があれば、すぐに指摘してその誤解を解くことができる。
けれども、テキストコミュニケーションでは場の雰囲気もないし、仮に伝えたことの誤解を解こうにも、文字情報しか手段がないため、さらに誤解されることになるというリスクがあります。
そして、誤解は誤解を生み、それが人間関係における衝突につながってしまいます。
ある程度の年齢になった大人で、親しい者同士なら、LINEなどの文字情報の会話で誤解があったとしても、後日、「あれは◯◯という意図があったんだよねぇ…」と伝えて事なきことを得ることができるでしょう。
しかし、まだ若い学生であったり、親しくない者同士(Twitterなど)なら、衝突が過激なものになり、二度と人間関係が修復できなかったり、場合によっては犯罪につながってしまうこともある。
このようにテキストを介したコミュニケーションは情報伝達という点ではとても役に立つのですが、時として誤解が生まれ、衝突が起きてしまうというデメリットがあるのです。
昨今、Twitterで不毛な議論が不毛に交わされたりしていますが、文字情報で会話をするということの限界が出ているように感じます。
実際に話してみると結構良い人が、ひとたび文字情報の会話に特化したとたんにヤバいやつに変貌する、みたいなのはわりとありそうですよね。
といっても、今さら「LINEやTwitterはダメだ!直接会ったり、電話をしてコミュニケーションを深めていくべきだ!」という前近代的な発想に戻すことは不可能なので、テキストコミュニケーションのメリットデメリットをよく考えたほうがいいでしょう。
でも、人と直接会う機会を増やすことは時代は変われども、重要であり続けると思います。
以上