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日本は生活環境としてはもっとも優れている
日本は今急速にオワコン化していると言われています。上がらない賃金、上がり続ける物価、既得権益を貪り続ける老害、同調圧力が強すぎる社会…、これらの要素から日本はネガティブに見られています。
一方、海外は経済発展著しく豊かな生活を享受できることに加え同調圧力がなく、フラットな人が多いので、皆ポジティブに世界を見ている。
私は生活環境の良さを考えた場合に、日本は世界の国々と比較すると優れているのではないかと思っています。
日本では電気ガス水道などのインフラが安定的に供給されています。水はきれいで安全なので飲み水としても食器などを洗う際にも使えるし、電気ガスも安全性が高いです。
物流も整っていて(運転手の不足の問題はありますが)、期日までに一般家庭、小売店、卸売り店に商品が届くので余計な心配をしなくてもいい。
娯楽を享受するにしても24時間営業している店が多いので(24時間営業は止めたほうがいいと思いますが)、いつでも楽しむことができます。
海外は日本のようにインフラが整っていない国が多数ありますし、未だに水道水が衛生面の問題から飲めない地域もあります。
物流も日本よりも雑で期日までに商品が届かないなんてことはザラにあります。
店も24時間やほぼ1日営業している店はあまりありません。
日本は今取り組まなければいけない課題がたくさんありますが、それでも生活環境を考えるとなんだかんだいって優れていると言えるでしょう。
今、日本はオワコン化しているので、海外に住んだほうがいいみたいな声もありますが、経済的な側面でそうするのはあまり賢明ではないと思います。「日本はオワコン」と言ってもそれは一時的な問題に過ぎないかもしれず、もうそろそろ膿が全部抜けて状況が良くなっていくという可能性もありえます。
海外で何かやりたいことがあるという場合を除いてはいったん日本に住み続けて様子を見たほうがいいでしょう。生活環境が優れている国を見捨てるのは人生において大きなデメリットになってしまいます。