大神神社の御神体登拝
先日、大神神社⛩三輪山の御神体に登拝させていただきました。
奈良県民は大神神社と呼ぶ人より、三輪山と呼ぶ人が圧倒的に多い。
三輪山には不思議な出来事から参拝することがあり、何度か来ていますが御神体に登拝するのは初めて。
そもそも登拝できることを最初知らなくて、知り合いや知り合いになった人が、登拝してきた!と言う事が続き、私も登拝してみたいという気持ちがずっとあった。
ようやくその日がきた。
御神体だから全身真っ白の服装に裸足で登る方もおられる。裸足で登り降りするのが、特に女性は良いと聞いたことがある。御神体である地面の土が、足裏から浄化してくれるというもの。
まさにアーシング。それが御神体で出来るなんて有り難いことだと思い、主人と裸足で登ろうね!と言っていた。
前日まで雨が続き、私達が登拝する日は晴れた。登拝はできるが、ぬかるみが多々あり滑る上に初めての登拝でどんな道かもわからないので、今回は2人ともスニーカーを履くことにした。
すぐに気づいた。スニーカー履いておいてよかったと。。笑 御神体はもちろん写真禁止で無いのですが、なかなか険しい道のり。急な斜面と石垣など、想像以上でした。
もう、滝のように汗をかき、身なりを気にしている場合ではない。本当に自分との戦いであり修行だとさえ思った。
頂上に行くと、想像とは違う風景。とても心地よくて気持ち良かった。それまでのしんどさが吹っ飛んだ。
下山は違う感情を味わった。
登りは急斜面やひたすら階段に息も荒み、ただ前へ進むことに必死だった。でも下山は周りを見渡す余裕が出来た。こんな景色だったんだ。。行きは全く周りを見れていなかったなって。
下山中、あるご夫婦とすれ違った。何組もの方とすれ違うが、気付いたら私は声をかけていた。
「ツライですよね。でも頑張ってください!!」
果てしない登りの状態に立ち止まっておられて、旦那様と何か話し合っておられた。
「あとどのくらい登ると頂上ですか?」と女性に尋ねられた。
「15分ぐらいですよ!この場所を超えたら少し道がラクになります。頂上に行くと最高に気持ち良いですよ!」
「そうなんですね。ありがとう。」と言ってくださった。
振り返って見ると、ご夫婦はまた歩み出していた。頂上で、諦めずに登ってよかったって思うだろうなぁ〜と思いながら私達も下山した。
ツライとき、誰かの一言であと一歩を踏み出せるときがたくさんある。登りはとても大変だと私自身も痛感したし、まだまだあるの?と果てしなく感じた道のりでもあった。
でも人はゴールを知ると奮い立たせることができると思う。あとどのぐらい頑張れば良いのか分からないことは、本当に力を出しきれないこともある。知っているから出し切ることができる事がある。
下山まで約2時間。下りきったときは、とても充実感を感じ、清々しい気持ちだった。
この距離感を知ったので、また登拝する機会があれば、また違う気持ちになるかなと思う。
本当に良い経験ができました。
本日もありがとうございます😊
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?