1月3週目キャリアカウンセリング実践勉強会の振り返り
こんにちは!一般社団法人PENSEEです。
1月3週目のキャリアカウンセリング実践勉強会では、前回に引き続き「伝え返し」のトレーニングに焦点を当てたセッションを行いました。このスキルは、クライアントとの信頼関係を築く基盤となるもので、参加者の皆さんが一歩ずつ確実に成長している様子が伺えました。
伝え返しトレーニングの成果と課題
今回も、グループごとに「伝え返し」の実践を通じて、自分の傾向や課題を共有しながら取り組みました。参加者からは次のような感想や気づきがありました:
語彙力の課題
多くの参加者が、「感情を適切な言葉に置き換えるのが難しい」と感じていました。しかし、言葉にしにくい感情を一緒に探していく姿勢こそが、クライアントとの信頼構築に繋がるという学びが共有されました。集中力の消耗
短い時間で相手の感情を深く捉え、伝え返すことに集中するため、エネルギーを多く消耗することを実感した参加者も多かったです。「短距離走を続けているような感覚」という声もありましたが、このトレーニングが本番での持久力を養う筋トレのようなものだと再認識されました。要約と感情の捉え方
伝え返しの中で「要約が長くなりがち」「感情を的確に表現できない」という課題が挙げられました。特に、クライアントが話す状況を説明するのと、感情を捉えることのバランスを取ることの難しさが議論されました。
自分の傾向に気づく大切さ
勉強会では、「自分の傾向」を理解することが重要であると繰り返し強調されました。例えば、感情を捉えることが得意な人もいれば、状況を重視して分析する傾向のある人もいます。それぞれのアプローチには良さがあるため、自分がどのようにクライアントと向き合うのかを意識することが大切だという学びが共有されました。
ある参加者は、「裏を読みすぎてしまう傾向がある」という自分の特性に気づき、それを意識して練習することが大きな成長に繋がると感じたと述べていました。一方で、言葉を重視しすぎるタイプの参加者は、他の参加者の柔軟な視点から新たな学びを得たと語りました。
参加者の感想:成長の実感
「以前は難しく感じたことが、少しずつできるようになってきた」「集中して相手の話を聞く大切さを改めて感じた」という声が多く寄せられ、今回も実践を通じた成長が見られる時間となりました。初参加の方からも、「話を聞いてもらえることで自分がすっきりした」と、伝え返しの効果を実感する声が挙がりました。
今回の勉強会も、参加者一人ひとりが新たな気づきを得られる貴重な時間となりました。次回も多くの学びを共有できることを楽しみにしています。お申し込みや詳細については、事務局までお気軽にお問い合わせください!
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