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あんまで胃腸が復活!?(パニック障害体験記②)
最初のパニック発作(おそらく)後、社会人生活がスタートしました。
でも胃腸の調子は相変わらず悪く、良くならないので焦っていろんな病院に行ったりしてました。その様子を見るに見かねた母が、あんまや鍼をしているおばあさんの所へ私を連れて行きました。
その方は目が見えず、お世辞にも綺麗とは言えない部屋でひっそりと鍼やあんまを営んでいる方でした。母や祖母はその方に助けていただいた経験があるので、そこしかない!という感じで連れていかれました。
部屋に入ったら、白い割烹着を着たおばあさんが出迎えてくれて、私を布団の上に座らせ、手でいろんなところを揉んでくれました。
まるで手に目がついているような、迷いのない動きでした。
そして胃のあたりを触り始めた時、ひとこと
「胃がただれとる。」
そう言って優しく揉んでくれました。
その後あんまを終えた日の夕方から胃が動いてるのを実感し、食べたい!という気持ちが出てきました。
何故かプリングルスを食べたくなり、食べてみたらとてもおいしくて胃が受け付けてるのが分かる!!
その日感じた食べられる喜びは今も鮮明に覚えています。
どうして急に食べられるようになったのか、未だに分かりません。でも、やっぱり、あの日のおばあさんのあんまのおかげとしか思えないのです。不思議ですが。
そして、その後数年は仕事に没頭することになります。
没頭するあまり、大きな困難がやってきました。