令和6年1月5日の昼飯
本日、食したカップラーメンはこちら!
明星 チャルメラ
「ゆず塩味 焼そば」
国産ゆず使用
爽やかな風味
だぁぁぁぁぁぁ!
早速! いただきます!
天気もいい……
電話もならない……
することもない……
だから、職場の椅子でクルクル回っていても誰も文句を言わないwww
仕方ないので、パソコンのデータを整理していたら、アマゾンアソシエイトのアカウントが出てきた。
そういわれれば、かなり昔、個人でとったことがあったなwww
まだ生きてたよ。このアカウントwww
ということで、ググってみるとハテナもnoteもアマゾンアソシエイトのリンクを張ることができるようだ。
ということで、さっそく使ってみよう!
お? できたかな?
なんか……ハテナ……毎回、HTML編集するのって……面倒くさいな……
でも、noteだと短縮リンクでペーストするだけでいいのね。こっちの方が楽だなww
というか……誰が12個もまとめ買いするのよwwwwコレwwww
というわけで、今日は「クルクル」つながりのお話を。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
ラ王の腕の中からずるりと落ちて、地面に膝をつきながら肩で息をするルリ子。
髪が乱れうつむく様子はなんだか……エロい!
「おぇぇぇぇぇ……」
口を押えてなんどもえずくが、いまだに鼻の奥に流れ込んできた腐汁が残っていた。
そんなルリ子をかばいながらラオウは拳を繰り出した。
「南斗パイパンや拳! ほわたぁぁぁぁぁ!」
ボコっ!という音ともに『サンド・イィィッ!チコウ爵』の顔面がへこんだ。
その一撃ははた目から見れば単に一発のパンツ、じゃなかったwwwパンチ! だが、それは目にもとまらぬスピードで繰り出された数十発のコブシであったのだ!
ラオウは、もう南斗パイパンや拳は使うまいと思ていた……
だが、今、ルリ子に危機が迫っている。
ここでルリ子を失えば……
――俺は、この先どうすればいいのだ……
そう、人の来ない店に通い続けてくれたのはルリ子だけだった……
それも毎日、毎日……休みなく……
ルリ子のために毎日作る一つのアンパン……それがラオウの心の支えになったことは間違いなっかった。
そんなルリ子にひそかに寄せるラオウの心……
それは、まさに恋心……
な!訳あるかい!
――あのガキ! アンパンの代金を今だ一銅貨も払っていないんや!
そう、ルリ子は、今までのアンパンを全てツケで食っていたのである。
今、ルリ子を失えば、溜まりに溜まったツケの代金は回収不能になってしまう!
そうなれば、どうやって店の運転資金を確保すればいいというのだ。
アンパンだって、材料代はかかってんだぞ!
だからこそ! どこぞのホストクラブも言っていた。
売掛金の回収は、しっかりと!
金が払えぬというのなら!
――ホストクラブのやり方同様に風呂屋に売るまでのことよ!
そう! この先、銭湯の風呂焚きのバイトでもしてしっかりとしてもらい、稼いでもらうのだ!
そして、店の運転資金を何とか回収!
でなければ、店はつぶれてしまう!
それまでは、何としてもルリ子を失うわけにはいかないのだ!
「顔がつぶれて力がでないよぉ~」
つぶれた顔を押さえながら後ずさる『サンド・イィィッ!チコウ爵』。
だが、そんなゾンビの背後から、また別の男の声がしたのだ!
「サンド・イィィッ!チコウ爵! 新しい顔よ!」
ポイ!
と投げられた一つの生首が、ピュィーンとサンド・イィィッ!チコウ爵の頭を目指して放物線を描いた。
もしかして! これは!
ア〇パンマンが、バ〇キンマンによって顔をへこまされたときに、ジャムお〇さんによって新しい顔に取り替えられるという伝説の生首交換!!
ということで、予想通りwww
パコーン!
と、つぶれた顔が後ろから飛んできた新しい顔に押し出されて置き換わった。
「元気100倍! サンド・イィィッ!チコウ爵!」
ガッツポーズをとるサンド・イィィッ!チコウ爵の背後では、なんだか虹色の光がクルクルと回っているような気がしないでもないwwww
だが、先程まで体につながっていたはずの生首は、いまや地面に転がりながら口をパクパクと動かしていた。
おそらく、肺とつながっていないため声が出ないのだろうwww
とりあえず、読唇術を駆使して何を言っているのか推測してみようwww
「おーーーい、俺はどうなるんだよ!」
って、落ちたパンは廃棄に決まっているだろうが!
そんな……もったいないことがよくできますよね……
でも、この頭……腐ってんだぜwwwwゾンビだけにね♪
しかし、顔が置き換わって元気になったはずのサンド・イィィッ!チコウ爵の顔面に再びラオウのコブシがさく裂!
パン!
ボコ……
「顔がつぶれて力がでないよぉ~」
再び、力なくうなだれるサンド・イィィッ!チコウ爵の上半身。
だが! 背後の暗闇からオッサンの声も響くのだ。
「サンド・イィィッ!チコウ爵! 新しい顔よ!」
ポイ!
パコーン!
「元気100倍! サンド・イィィッ!チコウ爵!」
でもってwwww
パン!
ボコ……
「顔が潰れて力がでないよぉ~」
「サンド・イィィッ!チコウ爵! 新しい顔よ!」
ポイ!
パコーン!
「元気100倍! サンド・イィィッ!チコウ爵!」
以下、10回ほど繰り返しwwww
どうやらその間にルリ子の嘔吐も収まったようである。
「くそ野郎が……」
腕で口を拭い口の中に残った腐汁をペッと吐き捨てる。
だが、その時、何か鼻の奥に懐かしいにおいが僅かに残ったのだ。
臭い腐汁の中に紛れた懐かしいニオイ。
言うならばそれは腐った食べ物が詰まるゴミ箱の中から、わずかに匂う納豆の香りのようなもの。
何というか……ホッとするような懐かしい感じ……
その瞬間、ルリ子の記憶がフラッシュバックする。
まだ幼き頃、父ヒロシと一緒にお風呂に入っていた時のこと……
父に背中を洗ってもらうルリ子の鼻先をなんとも言えない臭いニオイがかすめたのだ。
「お父さん、なんだか臭いよぉwwww」
「ルリ子wwwアンパンは皮の中にアンがつまっているだろうwwwwそれと同じように、お父さんの皮の中にはチコウがつまっているんだよwwww」
「チコウって何?」
「チコウ寄れwwwチコウ寄れwwwホレ!」
「くさぁぁぁぁぁい!」
「これがチコウだぁぁぁぁwwwww」
父とまだ幸せな時間を紡いでいたころ、そんな出来事もあったような気がする。
だが、今、わずかに感じるその香りは、その時に嗅いだチコウなる物と似た感じ……いや、そのものだった!
その瞬間、あの霊安室でみたヒロシの亡き顔がよみがえる。
確かに、あの時、父ヒロシは死んでいた……
だが、この香りは父のもの。
もしかしたら……父はゾンビとしてが生き返ったのかもしれない。
父と喧嘩別れで終わりたくなかったルリ子にとって、もはや、それがゾンビだとしても構いやしないのだ。
――お父さん!
パッと顔を上げたルリ子はサンド・イィィッ!チコウ爵の顔を確認するかのように見上げた。
だが、目の前のサンド・イィィッ!チコウ爵の顔はヒロシとは違っていた。
それは、骸骨顔のアフロのオッサン。
どこからどう見ても全くの別人である。
というか、先ほどからサンド・イィィッ!チコウ爵の顔は、投げられた新しい顔によって目まぐるしく置き換わっていたのである。
ならば、すでに父の顔は地面に転がっているのかもしれないと、ルリ子は四つん這いのままで急いではいずり始めていた。
そして、地面に転がる生首を一つ一つ手に取り確認するのだ。
――違う!
それは、鼻の高い嘘つきの顔。
――違う!
それは、グルグル眉毛の女好きの顔。
――違う!
それは、びよーんと伸びるゴムのような顔。
――お父さん! お父さん! お父さん!
だが、地面に転がるどの頭もヒロシではなかった。
「顔が潰れて力がでないよぉ~」
もう何度目の事だろうか。四つん這いで地面をはいずるルリ子の上でサンド・イィィッ!チコウ爵が顔面を押さえて泣き叫んでいた。
ということは、この次の展開は、背後にいるジャムお〇さんから新しい生首が飛んでくるというもの!
だが、今回は少々違っていた。
というのも、今度は生首ではなく暗闇に潜むオッサンの苛立った声が飛んできたのである。
「ええい! サンド・イィィッ!チコウ爵! 今日のところは引き上げだ!」
それを聞くゾンビは驚き、顔を押さえながら背後に振り返った。
「イィィッィィィ⁉ イィィッィィィ⁉ イィィッィィィ⁉ デスラー副イィィッィィィン長! まだ、立花ハイィィッィィィグショップを襲ってませんよ」
「今は、これ以上!『目玉』の在庫がないのだ!」
というか……このサンド・イィィッ!チコウ爵たちは、立花ハイグショップを襲おうとしていたのか⁉
そう……これも暗闇に潜み生首を投げていたデスラー副院長の差し金だったのである。
第641話 サンド・イィィッ!チコウ爵 より