ペンの持ち方について。
疲れずに書けたらいいと思う。(もちろん極端におかしな持ち方はコレにあてはまらないですよ)
プラスきれいに書けたらさらにいいと思う。
疲れずきれいに書けるペンの持ち方。この事についてすごく探った時期がありました。
本、ネットなどで調べて調べて…実際試して何度も書いて「あ、この感覚だ」と、はまった時には 後からでも分かるようにその感覚を自分なりに言語化したり絵に書いたりして残していました。
こう持つと良いと書いてあっても、実際そう持ったからといって、感覚としてはまらないのです。とても微妙な傾きやバランスやら、、
理想はペンを持った瞬間からその「はまった」状態で書けること。
でもなかなかそこに至らず、現状はその「はまった」感覚を探りながら書く。はまる感覚は不意にくるので、きたらその状態を意識しつつキープ。そんな感じでした。
とにかくベストを知りたくて追求したくて。好きなんですね、こういうことが。
私が理想…目標…としている字を書いておられる先生のレッスンをはじめて受けた時のこと。
よく、ペンを持っている人差し指は反ると良くないと本やらネット上やらで書いてありましたが、先生が書いておられる人差し指は反っていました。
今思い出したけど、先生にペンの持ち方を聞いたわ。先生はニコニコしながらあまり気にしてないとおっしゃっていました。
それを聞いて衝撃。 反るのは良くないっていうけど、こんなにすばらしい字が書けるんだぞと、誰に言うでもなく、そして自分が書いた字でもないのに笑、強く思った事を思い出します。
あれほど研究していたのに笑、今ではほとんど気にしていなくて、、どちらかといえば持つ形よりも大きなイメージを置いている感じです。 それは、
・力まない(ペンをぎゅっと握らない)
・手の中にピンポン玉を入れているイメージ
・指先だけでペンを動かそうとせず(可動域が狭くなる)、ペンとペンを持つ手は一体で、肘から全体で書いているイメージ(小指球で固定して手首運動で書く場合もありますが全体のイメージとしてそんな感じ)
です。
力まないのはとても大事ですね。 力むとのびのびと書けないですね。 でも集中するとペンをぎゅっと握っている時があるので、そんな時は「あ、力んでた」と思って抜きます。
力んでいると、力の→がペンに向いているイメージ。
余計な力は抜いて圧をかけたり緩めたりします。→は下に向いているイメージです。でもこれに力はいりません。
今思うと、人差し指が反るのは良くないというのは、力が入ってそうなると良くないということなのかなと思います。 (もちろん先生がペンを持つ人差し指は反っていても力みは全くありませんでした)