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神戸・書道講師・通信添削講座・硬筆書写技能検定1級・ Instagram @tomomi_788では普段書いている字を載せています

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最近の記事

昇段試験、感情

今月は昇段試験月。 試験を受けるなら何もなく向き合うより、何か目標をもって受けたいと思い、所属している会に入会した時から「昇段試験は一発合格する」と決めて向き合うことにしています。 段位は正直… なんでもいいのですが… 今現在、段を終えるところまでもう見えるところまできていて(その上は別の呼び名でいくつか続く)、 ここまでは目標をクリアしてきているので、 それなら最後までこの目標をクリアして段は終えたいというこっち側の別の欲、、執着がでてきて、まいった。 何が何でも目標は

    • 苦戦

      課題の孟法師碑臨書に苦戦。 以前より、よく見えるようになり(以前の自分とくらべると、という意味で)書いても違いがわかりすぎて終われない… まいった。 課題なので提出期限があるので苦しいところ。 その角度をつけたつもりでも書いた後の字を見るとその角度が足りていない、または長さとか 方向とか。 よし次はもう少し思い切ってみようとやってみるけどここが違うな、とか、 そんなことをずっとやっているので仕上がりません。まいった笑 煮詰まるとよくないので気分転換入れながら、少し離れて新

      • 集字帳作り

        集字帳を作っています。 所属している会のペン字課題のひとつに、かながあります。 お手本も届きますが、まずは自力で仕上げて先生に添削していただき、その後はその添削していただいたもののやり直しとお手本をじっくり見て書くというやり方をしています。 かなの創作は大変難しく、毎回うなりながらやっています。。 自力でやると、自分が書きたい方向や書き方のくせがでてしまう。 自力でやることは、学ぶことがたくさんあるのでそれはやりながら、一方では「自分」はなくして(と言ってもどうやっても自

        • ペン字教室の様子

          日曜日のペン字教室。 毎月第4日曜日に、神戸栄町にあるEvent Space Nagisanboさんにてペン字教室をさせていただいています。 日常では「ゆっくり書く」ということができない時もありますが、練習では一文字一文字ゆっくり書く。 この日の受講者さんの書きぶりがとてもいい「ゆっくり」スピード(というかリズムというか)でした。 この「ゆっくり書く」ことについては次回にあらためて書こうと思います。(長くなるので…) まずは楷書の練習をしました。 漢字、ひらがな、、

          最大限にいかすこと

          「生かす」「活かす」、、 どっちかな… と意味を調べましたがちょっとどっちでもいいか…となり笑 「いかす」で。 今年のお盆の墓参りは見送りました。 それが、先月熱中症にかかってしまい、病院には行かずで回復したのですが、 「あぁー… これは夜間の病院行きかな… 」とぐったりした体でぼーっとそんな事を思いながら横になって動けない数時間を過ごした後、なんとか体は起こせるようになり、翌日にはゆっくりと動けるようになり(完全な病み上がりの感じ)、何か食べたいなと思えるようになり、 食

          最大限にいかすこと

          失敗したものを見て書く

          字を練習する時、なかなか自分的にこれはいいと思っているやり方をご紹介したいと思います。 題名の通りなのですが。 (そしてもうすでに承知のことかも…) 字の練習をしていて、お手本となるものを見て書くことはもちろんのことですが、 自分が書いて失敗したものを、お手本…とまでは言いませんが、横において、 そうならないように、見て、気をつけて、書く というやり方です。 注意点が明確で、とてもわかりやすいです。 反面教師的な。 たとえば、会の縦書き課題に向き合っている時。 手本なしの

          失敗したものを見て書く

          課題に向き合う

          今月号と同時に次月号にもとりかかる。 活字課題です。まずは縦書き課題を。 私の所属している会は区切り良いところで改行なので、そこがむずかしいところ。 すんなりいく時といかない時と。 今回はいかない方でした。 ちなみに、自分のルールとして(そんなかたい話しでもないけど)縦書き課題の時は行書で、横書き課題の時は楷書で としています。 さて。まずは細かいことは気にせず文字入れを。 区切り良いところで改行できるか… 書いていきます。 少し悩みつつもなんとか文字入れは出来ましたが、

          課題に向き合う

          草木雑草と向き合う

          気づけば、 花壇になんとなく植えたワイヤープランツが大繁殖。 紫式部(赤紫のような実がなります)や、名前忘れたけど元々植えてあるものたちの上に覆いかぶさり、紫式部の枝にも巻きついて。 おお。。 と、思っていたので今日、切ってしまおうと午前中がんばりました笑 毎回草木雑草を切ったり引っこ抜いたりしながら思うことは、エネルギー違うなあと。 やはり相手が生きているものだからだと思っているのですが。 でもそのままにはしておけないのでやります。 はじめは慎重に… でもだんだんと集

          草木雑草と向き合う

          火曜日の書道教室

          第1、3の火曜日の教室。 少人数なので、その方のご希望に合わせてやっています。ペン字、筆ペン、毛筆、、 やはりコツコツ長くやっていると、なだらかに確実に上達していくのが見えます。 ひとつ課題をクリアすると、次の課題、またそれをクリアすると、次の課題、、と課題もレベルアップしていきますね。 いつも思いますが、私も学び中ですし、生徒さんも学び中、同志のような気持ちです(かってに笑) 毛筆をされている生徒さん、毛筆は家でもすごい枚数を書いておられます! ホワイトボードに選

          火曜日の書道教室

          春からの新生活

          書譜の臨書、今日で終わりました。 やったー! 達成感。。じんわりしみました。 3月31日できりよく終えたい気持ちもあったのでそれもうれしいです。 終わったと言っても1回目。 2回目はまた違った目標をおいて向き合いたいと思っています。 長女がこの春から新社会人。 初出勤を前に緊張感も伝わってきます。 こちらはそれを受けとめるべく、どっしりかまえて余裕な心であたたかく見守る、というハイレベルなことをしようとしているけれど、むずかしい。 そうであろうとできるだけ意識しているけれ

          春からの新生活

          臨書しながら感じたこと

          書譜の臨書、進行中 今使用している本は見開き右側に6文字、左側にその一文字ずつの細かな説明があります。 はじめは左側の説明を読んでから書いていたのですが、 今は、右側の字を見て自分で先に説明をつけて、それが合っているかの答え合わせとして左側の説明を読みます。 こちらの本、あともう少しで終わりそうです。 もちろん1回やれば終わりではないのでひとまず今の流れはもうすぐ終わりということで。 私なりの向き合い方ですが、 一度にたくさんこなそうとすると、なぞるだけになるので(そう

          臨書しながら感じたこと

          元永本古今集 臨書

          元永本の縦長ぎみの字形、時に糸のような細線が好きで(結局全部好きなのですが)書きながら静かにテンション上がります。 特にこの元永本、連綿の箇所でよく思うのですが、それぞれの文字が飾りで… それが縦に連なってゆらゆら揺れているオーナメントみたいだなと。 このリズム感がそう思わせるんですかね。

          元永本古今集 臨書

          練習を急がない

          何でも、スムーズにいくのは気持ちがいいもの。 リズムよく タンタンタンと。 うまく進まないと気持ち悪さがあり、つい進めようとしてしまいがちですが… 書の練習においても、少しでも「ん?」と感じた時はリズムよく書いていてもその手を止めて、 ページをめくって調べたり、、また別のものを手にとってページをめくって調べたり、、その字だけに向き合って何度も書いたり、、 この調べにいく作業(動作というか)は手間なのですが、 ここをじっくり向き合ってやれるかで先がかわってくるように感じていま

          練習を急がない

          ペン字教室の様子

          日曜日の大人のペン字教室の様子です。 前半は楷書で文章の練習をして、休憩を挟んで後半は行書で短めの文章を練習して、こちらは最後に清書を仕上げます。 その方の字を拝見しながら、さらにレベルアップということで、お伝えしていく内容もどんどん細かくなっていきます。 (強く厳しい感じではありません。笑) 細かいかな…と自分で思う時もあるのですが、さらにレベルアップできるのに言わないなんて… ないない とやはり思います。 その人が書く字が好きです。同じ手本を見ても、それぞれ整った

          ペン字教室の様子

          臨書をする時の勉強方法

          会の課題のひとつに臨書があるのですが、昨年の11月から今月まで「牛橛造像記」でした。 これがまた苦戦しました。 ペン字で臨書するというのも大変難しく、この特徴的な鋭い角度!その他全部!難しかった…。 思い切っているつもりでも足りない、 その他すべて「?」といちいちなるような、 思い込みがかたいことを思い知らされるような、 とても強刺激な臨書でした。笑 臨書しても、なんだか違う… という思い。 添削されて返ってきたものは、赤で上からなぞるように入っていました。 たとえ1

          臨書をする時の勉強方法

          横書き・楷書

          今月は昇段試験月。 課題に取り組んでいます。 すべての線一本一本に、これはどういう線なのか(まっすぐ、少し右上がり、少しそる、少しふせぎみ、筆圧の具合い、、などなど) 頭の中で確認しながら進めます。 書いていて実感しますが、少しでも迷いがあると、それが線に出てしまいます。 そういう時は、その一文字を何度も書いて確認。 少しずつ修正して整えていきます。 小さな文字の世界の1ミリはけっこう大きい。 今まではこう書いていたけどもう少し長めに、短めに、、あと1ミリこっちから、とい

          横書き・楷書