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どこにいても頑張っていれば報われるは幻想

「努力をすれば報われる」といいますが全員が報われるわけではありません。

やりたいことができない、評価されない思いを持ち続けて働いている人は多いと思います。

今回は中田敦彦著「中田式ウルトラメンタル教本」を参考に「ふさわしい場所でおこなわれた、ふさわしい努力こそが報われる」ことを紹介します。

同じ場所に居続けない


仕事上の悩みの多くは人間関係です。

上司が評価してくれるから頑張ると決意しても、上司も人間ですので、評価基準に好き嫌いが発生します。

いくら頑張っても構造的に活躍できない組織は存在します。

評価されたいと頑張り続けているのに評価されないのならきっとこの先も評価されることはありません。

そのような職場にとどまっていることはリスクになります。

最高の仕事とは

◆最高の仕事とは

①成果を出している

②周囲に認められている

③満足な報酬が得られてる

④やりたい職種についている

⑤気の合う仲間がいる

この5つを満たしている方はあまりいないと思います。

なかでも重要なのは①「成果を出している」です。

成果を出していれば自然と②~⑤はクリアできるからです。

芸人さんの世界で考える場合


お客さんを笑わせて楽しませることさえできればその人の認知は高まり、報酬も増えやりたい企画を実現させ、志を同じにした仲間が集まります。

反対にスベり続けている芸人はすべてがうまくいきません。

ではその状態で状況を打破するには成果を出す以外にどんな方法があるでしょうか?

戦う場所を変えてみる


スベり続けている芸人さんが状況を変えるために必要なことは戦う場所を変えてみるということです。

テレビという大人数が出演する場でなく、自分一人で収録と放映ができるYouTubeに軸足を移すことです。

職場で活躍できていない場合も同じ考えです。

自分の能力を発揮したい、さらに高めたいと思うならためらわずに今の職場を離れましょう。

環境を変えることで成功した人


中日ドラゴンズ→オリックス→楽天で活躍した打者、山﨑 武司さんは環境を変えることで成功した人です。

ちなみに私は中日ドラゴンズファンです。

山崎 武司さんは凄いバッターでしたが中日に所属しているときの成績はあまりよくなかったのです。

成功しなかった大きな原因は人間関係です。

中日時代、監督・コーチと仲が悪く試合に起用されませんでした。

どれだけ悪かったかというと、やっと出た試合でホームランを出してベンチにいる監督・コーチに向けて

「おっさんボケ〜!俺を出しとけば、ちゃんと打つんじゃ!」と言い放ったくらいです(笑)

さらにポジジョンも希望していないところだったので不満もたまっていたのでしょう。

その後、楽天に移籍してからは主将になり本塁打王と両リーグでのオールスターMVP獲得を達成しました。


山﨑さんは楽天時代に大きくプレースタイルを変えました。

それまでは配球など読まない、ただ来た球を打つタイプの選手であり、最初の中日監督が三振を嫌ったので、三振をしてはいけないという恐怖心を常に持っていました。


しかし、楽天の野村監督に「三振だろうと、いい当たりだろうと、アウトはアウトだろう。そんなもん、根拠さえあれば思い切って振ってくればいいんだ。それでダメなら次、考えればいいだろ」と言われたことで三振を怖がらなくなり、野球がまた楽しくなったそうです。


伸び伸びした環境を手に入れた山﨑さんは本塁打王と両リーグでのオールスターMVPを獲得しました。

最後に

今回は「どこにいても頑張っていれば報われるは幻想である」と紹介しました。

どれだけ努力をしても環境が悪く、芽が開かないこともあります。

そんなときは無理に努力せず、活躍する場所や環境を変えて努力をしてみることが大切です。

ふさわしい場所でおこなわれた、ふさわしい努力こそが報われるので直感で「違う」と思ったらためらわずに場所を変えてみましょう。

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沼ペンギン
80歳まで生きるとすると、人生の残り日数は3万日です。 40歳だと1万5千日、仕事・睡眠・プライベートの3つで分けると5,000日 プライベートタイムを家事・風呂食事・趣味の3つで分けると1,666日しかありません。 そんな貴重な時間を使って読んで頂き嬉しいです!