【ウェザーウィズ】幻のフルーツ「ポポー」が秋田・男鹿半島で育つ!? AIが分析した"未来の特産品"候補
こんにちは、ペンギンラボです。
今回は、「なまはげ」で有名な秋田県の男鹿半島を対象に、AIによる気候分析を行い、この地域で栽培可能な"意外な作物"を探索してみました。
弊社にて提供している「ウェザーウィズ」のレポートイメージを掴んでもらえると幸いです。
男鹿半島の特徴
気候は東京と比較すると、全体的に4度低くなっています。夏の平均気温は約24度で、冬は意外にも雪は少なめのようです。土壌としては、水田向きの保水性の高い(排水性の低い)土地が多く、水捌けの管理には注意が必要です。
AIが見つけた"気候の双子"
男鹿半島と似た気象条件を世界中から探索した結果、Top500の分布は以下のようになりました。紫に近い地点ほど、気候の類似性が高いことを示しています。
類似度の高いエリアの中でも、特に興味深かったエリアがこちら。
1.ノルウェー:オーレスン
2.アメリカ・ケンタッキー州レキシントン
栽培ポテンシャルの高い新規作物
1. ブラックカラントとビーツ(オーレスン)
ブラックカラントは別名「カシス」と呼ばれ、日本では青森県で少量生産されているだけで、まだまだ珍しい果物です。根が浅く、水捌けの影響を受けづらいことから、男鹿半島にもマッチしそうです。青森と男鹿半島は気候も近いので、育つ可能性が高そうですよね!
2. ポポー(レキシントン)
ポポーは収穫後の賞味期限が短いため、あまり流通していない「幻のフルーツ」です。病害虫に強く、有機栽培初心者でも育てやすいそうです。「森のアイスクリーム」と呼ばれ、甘味が強いそう。筆者も食べたくなったので、思わず苗を購入しました!w
いかがでしたでしょうか?気象データを使うことで、その土地にこれまでにない可能性を探索できます。ご興味を持たれた方は、ぜひ弊社HPからお問い合わせください!