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Photo by
miyu283
氷と手袋
「寒いね」
わたしはマウントシャスタの隣の山を家族と登っていました。
思ったより寒かったのでわたしは早く帰りたいと思っていました。
そしてやっと目的地のハートレークにつきました。
けれどその池はハートの形ではなかったのです。
もしわたしが名前をつけるならUFOレークと名付けます。
近づくとその池が凍っているとわかりました。
なのでわたしはその氷を踏んでみました。
「ズボッ」
靴が氷を破りました。
けれどギリギリ足を抜いたので大丈夫でした。
次は氷の薄いところに行きました。
そして指で割ってみました。
「ばりっ」
「冷たい!」
まるでココアを飲んだ後アイスを噛んだようでした。
わたしの妹の花佳も足で氷をわりました。
けれど足を氷から放すのが遅かったので靴が濡れました。
花佳は靴に穴が空いていたので足まで濡れました。
私たちは花佳の足を温めるために靴の中に手袋を入れました。
「暖かくなった?」
母が聞きました。
「うん」
花佳が答えました。
わたしはそれが不公平だと思いました。
なぜかというとわたしの手袋を使ったからです。
なので今度はわたしの手が寒くなりました。
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