『桜井政博のゲーム作るには』を見てて
ゲームクリエイター桜井さんの『桜井政博のゲーム作るには』が終わってしまいました。
全部で260回の大ボリュームですが、1回分は5分程度、サクサクと観れます。ただ、短くても内容は濃く、テーマに沿ったトークがギュっと詰まってる。
無駄を剥ぎ、簡潔にまとめ、分かりやすく。どの動画にも桜井さんの仕事哲学が見えてきて、最高でした。
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どこで聞いたか忘れてしまいましたが、同じゲーム業界のどなたかが、桜井さんのことを話していました。
曰く「桜井さんはマシーンのように仕事をする」と。
10/22に公開された最後の動画を見ると、的確に計画を立て、それが漏れないように遂行し、止まらずに進めていく仕事っぷりが知れます。
こういった方法は、ゲーム作りだけではなく、他の仕事や、プライベート的な雑務にさえも、活かす事ができそうです。
最も肝心で且つ難しいと感じるのは、一番最初の計画立てるところ。ここさえしっかりと組み上げていれば、あとは時間を確保して、手を動かしていけばOKです。
この計画立てが難しくて、想定が甘かったり、抜けがあったり……
そんなつもりはないのにトラブルの種があちこちにばらまかれていたりします。
じゃあ、綿密に計画を立てよう!と思っても、あまりそこに時間をかけすぎても、それはそれで問題だったりする。
バランスがとても難しいですね。
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桜井さんの260の動画は、ご自身もおっしゃっているように、見る人の底上げになるもの。
ゲームを作るための段階的なレクチャーではなく、作る作業にあたっての処々ポイントを解説してくれます。これは実際にいくつもの現場体験あってこそのお話だと思うので、自分のようにゲームは遊ぶものの、制作の現場は全く知らいないものにとって、どれもこれも面白く見れました。
これからゲーム作りをしようという人はもちろんのこと、何かをしようとする人にも、計画を立てるのに、とても役立つ内容ばかり。
チャンネルを見返すと、ぽつぽつと見逃していた動画や、もう一度見たいものもあるので、ゆっくりと見て行きたいと思います。
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「なぜコラムを続けられたのか 【仕事の姿勢】」の回は、noteを書く人にも参考になりそうです。
習慣でやるものは、義務ではなく楽しめるようにしなくては、と話されていたのが耳に残ります。
これはnoteに限らず、趣味で続けるもののコツかもしれませんね。