バルダーズ・ゲート3の最初の方
FFやドラクエのようなRPGは、大きな目的があります。魔王を倒すとか、世界を救うとか、全人類に関わるような壮大なものです。
バルダーズ・ゲート3では、目的はありますが、ごく個人的なもの。自身に宿った寄生虫を治療する方法を探すのが目的です。
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私は最初、北に向かいました。どっちに行くべきか、というのは分かりませんが、とりあえずは北の方かな?と進みました。
そこには森があり、悪魔みたいな角を生やした種族とドルイドと呼ばれる魔法使いの集団がいました。どうやら、この森は、ドルイドたちの住処で、理由があって悪魔の種族は、ここにいるようです。
両者に話を聞いてみると、どうも中は悪い様子です。ドルイドたちは出ていって欲しいと言っていて、悪魔の種族は出ていきたいものの、ゴブリン(魔物)が道中襲ってくるので、出ていけないらしい。
ドルイドたちの長もゴブリンにつかまっているので、両社ともゴブリンを敵としており、そこに協力関係がある。
なので、お互い仲が悪いけど、ギリギリ成り立っているようでした。
悪魔の種族は「ゴブリンを退治してほしい」と言います。
ドルイドたちは「ゴブリンに捕まった長を助けてほしい」と言います。
私としては、どうやらそのドルイドの長が治療方法を知っているらしいので、助けることに意味が出てきました。
ただ、ひとつ気になることがあります。
悪魔の種族につかまり、捕虜になっていたゴブリンAがいました。そいつが「あたいらの中に治療法に詳しいやつがいる」と言っていることです。
怪しさはありますが、無下にもできません。
どうしようかと思いましたが、捕まっているゴブリンAを檻からこっそり出してやり、ゴブリンの集落まで返してやりました。
私も追うようにゴブリンの集落に向かいます。
ゴブリンAが言っていた、治療方法に詳しいやつに、引き合わせてもらうと、そのひとは「治療について教えてやらんでもないけど、ドルイドたちを襲うのを手伝え」と条件を出してきました。
私は、しばし悩みつつも「お前を〇す」と返答し、そのゴブリンたちを一掃しました。
そのあとは、捕まっていたドルイドの長を助け出し、ゴブリンの指導者も倒し、無事に森に帰ることに。
悪魔の種族もゴブリンの指導者がいなくなったことで、これで移動できると大喜びです。ともに宴をし、翌日彼らはどこかへ移動していきました。
いちばん大事な治療法ですが、ドルイドの長も治療方法については知らずでした。
残念。
ただ、その原因を知るために別の場所について教えてもらえた為、今度はそこを旅の目的地として、また長い旅路に出ることになったのです。
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上記は、バルダーズ・ゲート3の最初のストーリーの一部です(だいぶ端折っていますし、正確ではないところもあります)
私が選んだ道筋は、今回のようになりましたが、プレイヤーによって、全く異なってくるゲームです。
そこが面白い。
ゴブリン側に加担して森を襲う選択もありますし、悪魔の種族だけ倒してしまって森を平和にする方法もあるかもしれません。
また、この問題を無視して先に進んだり、両方とも倒してしまうなんてことも出来そうです。
色々と悩んだり考えたりすることが多いゲームですが、選択した結果に正解と不正解があるようでないので、自分で考えて選んで進んでいくのが非常に面白いゲームです。
とっつきにくい点があるゲームですが、徐々に嚙み砕きながら面白さが増していける感覚が、非常に楽しめています。
そのとっつきにくさを解消するのに助かった動画がありました。
こちらのアシムさんの動画で、とても役に立っています。
このバルダーズ・ゲート3を知らない人に向けた解説がわかりやすく、戦闘やらゲーム内のルールやらと色々理解できたのは、ゲームを楽しむうえで大きいものでした。
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