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自分が楽になることが救いになる

先日から「心が折れやすいあなたへ」と題して始めたマガジンですが、おさらいと自分の認識がどうかということを、カウンセラーさんと主治医にお聞きしました。

このnote公開後、まず私が間違えて理解していたことはあります。「自己肯定感が低くなってしまうベースは、幼児期の愛情不足・肯定感不足である」ということです。ここから先は、先生のご意見の説明です。

「自己肯定感」の低さは、小さい時の親からの愛情不足がベースになります。「何をやってもダメ」「自分という存在を認めてくれない親」など、親が自分の存在やできたことを否定すると、自己肯定感を低くする元になります。
親に傷つけられた幼い自分は、今後成長していく中で「自己肯定感のぐらつき」につながります。しかし、後天的な環境などでどんどん変わるもので、自己肯定感をあげてあげることは、実はちょっとしたことで簡単にあげることができます。自己肯定感が低いまま成長する大人はいるし、なんらかのきっかけで落ちてしまう人はいます。
低いままでは生きにくい。高くする方法が見つからないから、生きにくいという人は多いのだと思います。「自分は価値ある人間で、価値がないと言われることは一切ない。誰もが価値のある人間で、否定されることはない。揺るぎない自信というのが自己肯定感が高い」と考えています。

私自身、確かに幼少期に親があまりかまってくれないし、兄がよくできる人だったから、比較されることに辛さはありました。このことは、現在の親はすっかり忘れていますが、受けた本人はしっかり覚えているものです。

「自己肯定感」についての本は、私自身が見に行っても「どんだけ出してんねん!」というぐらい多く出版されています。どれが正しいかというと、非常に難しい。先生たちでさえも、考え込む出版量だと話されていました。

心理検査で「自己肯定感が低い」とわかっても、専門家のもとであげていく方法を見つかれば上がるし、自分で発見してあげてあげることもできるわけです。

「自己肯定感が低い」ということは、ネガティブに思われがちですが、決して悲しいことでもありません。もともとの感受性が高く悲しいことも辛いことも我慢して乗り越えて今まで頑張ったきた人です。「自分は価値がない」と否定し続けて生きてきて、苦しくなっただけ。

心が折れても手当が正しければ、きちんと戻ります。

きっと誰かの救い主にはなっています。だから、生きて欲しいのです。

私も頑張って生きています。

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