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今年の生活習慣病の結果は「自分の体の老い」を知る機会だった

先月中旬から体調を崩して、医者から「ゆっくり体を休めたら」と言われて実家に帰ってきては、寝たり起きたりの生活。

最近は少し体調が良ければ、早朝に実家周りをうろうろ散歩している。

趣味のフルートは気晴らしにと許可は出ているけれど、気分が悪い時は練習は止めている。

パソコン作業は「とにかく考えるのも少し休める」ことから、本来は禁止。

今年は猛暑で、今もクーラーは必要で半袖生活だから、体がバテるのは当然だと思う。


さて、9月の初めに「生活習慣病検診」を受診して、結果が自宅に郵送された。

今まで検診を受けていた病院が、諸事情で受け付けなくなったので、地元では立派な検診センターで生活習慣病検診を受けた。

検査結果がわかるのは1ヶ月と聞き、どきどきして待っていると夫から「検査の結果返ってきてるよ」と連絡をくれた。

実家で静養しているし、結果が気になるので中身を開けてもらって、LINEで送ってもらった。

検査結果表の画像を見て、「要経過観察」の項目の多さにびっくりした。


もう驚くしかない私

血液関連や腎臓関連、血糖値に肝機能、この検査結果からいけば「要精密検査」になるんじゃないかというぐらいに注意マークがついていた。

とどめは、一度も聞いたことがない心電図での異常(と思われる)と、胸部レントゲンの「大動脈石灰化」で、私の頭はパニック状態になった。


あぁ、わたしゃもうあの世にいくんじゃね?

家族のみんな、ごめんよ。わたしゃあの世に早く行くよ。

と落ち込んでいると「まだ要精密検査じゃないし、先生に相談したら?」と父のアドバイスを受けて、持病で診てもらっている先生に相談することにした。

先生:「え?これって許容範囲内だし、気にすることないよ」
私:「え?そしたら石灰化とか心電図は?」
先生:「これも大丈夫。大動脈石灰化ってね老化の一種なんよ」
私:「えーーーー!」

そのあとは、先生が細かく説明してくださって、今は普通に生活していてもよいと。

石灰化というと3年前に乳がん検診で「要精密検査」といわれて、総合病院で MRI撮影をして「乳腺内石灰化」と言われ、気にするものではないと説明された。

胸部の大動脈石灰化は出てくる人は出るし、何らかの病気に支障が出るかははっきり断言できないそうな。


早く受診者をさばくために、簡易検査の部分はあるだろうし、数値をきつめにすることで「健康意識」をもってもらおうとしているのはわかる。

ただ、検査項目が多すぎて「余計な不安」に繋がってしまうかもとは思った。

「余計な不安」は出たけれど、最近の自分の体について「年取ったなぁ」と実感した。

それと、細かい検査のおかげで「これからの自分の体は大切に」と肝に銘じる機会となった。

精神年齢は若いつもりだったけど、体は素直だったってことだ。




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