【マイノリティって？】33歳が恋愛を楽しみたいときに感じたこと

今週末のコルクラボ編集専科のお題が「マイノリティをテーマとした横道な企画」。講義を受けた後自分のマイノリティな部分って？と首をひねって考えていた。

色々考えた時に最近の彼とのデートを振り返ってみて、自分がマイノリティかもなあと思ったので書いてみる。

私は年内に彼と結婚する。そんな私は33歳だ。彼は１つ下の32歳。今の日本の結婚の平均年齢は女性が29.4歳、男性が31.1歳らしいので世間からみて遅い結婚なんだと思う。おそらく日本人で私たちの年齢の人は大体「恋人」でなく「夫婦」になっている。

とはいえ私たちは付き合って１か月しかないので今しかない恋人気分を楽しみたい。しかしまずは時間がない。結婚するためにいろいろなことを考えなければいけない。両親の挨拶とか結婚式場見に行くとか予定をちまちま入れると１日フリーで遠出する日はほとんどなくなってしまう。

あと１番の問題は体力がない！私も彼も仕事がハードな面が多いので、土曜日は大体疲れ切っている。どこか混んでるところにわざわざ行ったり、並んだりなんてまっぴらごめんなのだ。ただのぐうたらかもしれないけど…

そんな彼とのデート会議は毎回苦難の連続。

「いちご狩りにいきたい！」
「じゃあ近いところ調べてみようね、、あもう予約とれないなあ」
「えーじゃあいいや」

どんだけめんどくさがりなんだ、でも仕方ないのだだって大人なんだもん（ぐうたらってのもある絶対）

毎回すったもんだするのだんだん面倒くさくなって昨日は出会ってから３か月も経ってないのにまさかのリピートしてきた。大江戸温泉に。

15時に行って、22時に出るまで特に何もしなかった。お風呂に１時間位入って、足湯に３分浸かっただけ。あとはひたすら話していた。それも結婚式の話をしなきゃねえと言っていたけど多分１時間位しか話していない。あとはいわゆるよもやま。お互いカラオケ大好きなので、好きなミュージカルの曲youtubeで検索しまくって語っていたとか本当どーでもいい感じ。

でも不思議なことにそんなデートをたくさん重ねていって、わたしは飽きることなく彼のことがとっても好きになっていくのだ。

先日コルクラボ編集専科に行ったときに、プルチックの感情の輪というものを初めて知った。

私は「愛」に大事なのは対話だと考えている。なぜかというと「喜び」はたくさんの経験を一緒にすれば手に入れられるけど、「信頼」はたくさん話してその人のことを知って、自分のことを知ってもらって初めて生まれるものだと信じているから。

たくさんデートをして楽しいお出かけをして、一緒にロマンチックな夜を過ごせば「喜び」は手に入れられる。私的にはこれが「恋」の感情。「恋愛」はドキドキを楽しみつつたくさん話すということを重ねていって、どんどん感情が大きくなるのではと思っている。

彼はいつでもどっちの感情も叶えてくれているのだ。

彼とお付き合いする前に、１人の男性からアプローチされていてエスコートが本当に上手な人だった。デートのプランニングも完璧だし、大人のロマンチックなお店も知っていて、私を喜ばせてくれるセリフもいつも言ってくれる。

けどなんか物足りなかった。多分話をしていて面白くなかったんだと思う。デートプランが完璧だったから気づきにくかったけどまじめな話をしてもかみ合わなかったし、一方的に意見を言われることが多かった。
ある程度エスコートが出来て、プランニングが出来る人だったらその人に「恋」をすることはたやすいんだと思う。だってテクニックだから。少し意識すれば身につくものだから。

けど「信頼」って本当に難しい。

よく「何で１か月で結婚を決められたの？」と聞かれるけど、「信頼」の感情が半端なくあふれ出たから、というのが１番の正解なんだろう。「恋」の感情は最初なくても追いついてくる。だって信頼している人に自分がされて嬉しいことをしてもらえる、こんな喜びはないんだもの。

出会ってからいつもいつも話を聴いて真正面から向かい合ってくれる。わたしのお仕事での辛いこととか、疲れて動きたくないとか、この映画が面白かったよとか、仕事への熱い思いとかなんでも。
そしていつも食べたいものも食べさせてくれるし、行きたいところたくさん連れて行ってくれるし、なんでも叶えてくれて。だから話すたびに一緒に出掛けるたびにどんどん好きになっていって楽しい。

けどこんな思いもきっと一緒に暮らすまで。だから短い時間をゆるゆるとカップルとして恋愛を後悔なくすごしたい。

だからこれからもたくさん話す大人のデートを楽しみたい。だから20代みたいにいろいろなイベントに出かけてというのもいいけれど、私たちは時間もないし体力もないので、自分たちでゆったりできるスポットを見つけながら大人なりのデートスポットをたくさん見つけたらいいな。

そんなことをふと考えていたらこれを企画として課題に出してみようかなと思いついた。33歳の大人デート帖。一生懸命企画書書くから誰か作ってくれないかな笑。