語学学習を続けるコツ〜チベット語を楽しく勉強している私の場合〜
〜トップ画像は2019年に訪れた、チベット・アムド地方のラプランです〜
語学の勉強。なかなか続かない!という人も多いでしょうか?
私は趣味でチベット語を勉強していて、7年ほどマイペースに続けています。
私がチベット語の勉強で大事にしているのは、「毎日少しでもチベット語に触れること」です。
筋トレと同じで(筋トレはまったく続かないんだけど)、毎日筋肉を動かしたり、チベット語の回路に電気を流したりする。
日本語の脳とは違う頭を使うので、そこを少しでも動かしておくイメージでしょうか。
錆び付かないように、ちょっとでも歯車を回しておきたい。でも、普通に暮らしながら毎日チベット語脳をギュンギュンにフル回転させるのは無理(あー留学したい)。
そこで、私の場合はチベット語を1文字でも読んだり書いたり、発音したら「今日は勉強した!」とみなしちゃってます。筋トレ完了。
はい、自分に激甘ですね。
それでいいんです。私は楽しく勉強したいので、自分に何かを課すことはしません。
「1文字でも読むか〜」と思ってwechat(中国版のLINEのようなメッセージアプリ)のタイムラインでチベットの友人たちのシェアを読む。
すると、自然といくつかの文章を読むことになります。その中でわからない単語があったらチベット語辞書アプリで調べます。はい、一個単語が知れました〜。
もうこれで立派な勉強です。
という感じで、勉強へのハードルが低いので何のプレッシャーもないし、日常生活のスキマ時間で勉強できます。
TOEICや検定などのテストに向けて勉強している人は、試験当日に向けてたくさんの量をこなさないといけない場合もありますよね。
疲れている時や忙しい時は、「1文字でもやるか〜」と思うと気が楽になりますし、結局その勢いで少し勉強できちゃったりすることもあるのでは。
あと、勉強仲間をつくるのも継続するコツだと思っています。
私は「みんチャレ」というアプリに語学学習仲間がいて、アプリ内で「今日はこれを勉強した!」と、写真付きで毎日報告しあっています。英語、ロシア語、中国語、アラビア語など、さまざまな外国語を勉強している5名が集まってチームを組んでいます。
チーム内でのノルマは特にありません。できる人ができる時に、できる分量をやればいいだけ。
そんなゆるいルールでも、仲間の一人から「今日は中国語の単語をやりました!」という勉強報告があると、「私も少しチベット語やるか〜」というチベット語に向かうリマインドになって、寝る前に少し発音したり、読んだり。ちょこっと勉強するトリガーになるんですよね。
アプリには自動で「〇〇さんが●日間、勉強を達成しました!」とお知らせしてくれる機能があります。先日、こんな通知が来ました。
731日間、このチームに所属して勉強しているみたい。おお〜。仲間のおかげでコツコツ勉強が続けられているので、感謝です。
私にとって語学の勉強とは、楽しいもの。
チベット語は、私を幸せにするもの。
そんなマインドで続けていたら、こんなコツがあったなあと気づいたのでした。
終わりです◎
བཀའ་དྲིན་ཆེ།
↑カディンチェ。チベット語で「ありがとう」