睡眠に関わる神経伝達物質
2013年5月1日
目が覚めたのは午前1時を回った頃だった。Yahoo!検索の「グランフロント大阪」の検索結果(リアルタイム)を烏龍茶を飲みながら見ていると、深夜にもかかわらず続々とツイートやFacebookの近況アップデートが入ってくる。平日だから空いているだろうと言う淡い期待は大破され、相変わらずの人出で、施設をもっとゆっくり見学するには後1ヶ月はかかりそうである。私はもともと建築屋の血が流れているので
午前4時になったので仕事へ向かう。昨日は台湾旅行の話をしていたなと考えながらゆっくり配達していると空が白み始めた。だんだん日が長くなっている証拠だろうと思いながら最後の商店街を自転車で疾走した。買って帰るのはいつも決まって「バーリアル(BARREAL)糖質50%オフ」500ml2缶である。
帰宅して、まず睡眠薬のフルセットを服用した後、「バーリアル(BARREAL)糖質50%オフ」を飲みながらTVの朝のニュースや情報番組(決してバラエティではない)を見ているといつの間にか熟睡していた。多分睡眠薬とアルコールの同時摂取で薬の効能が助長されたことによるだろう。しかしこのことは人には勧められない。睡眠薬とアルコールの同時摂取は高い確率で確実に肝臓にダメージを与える。
熟睡は久しぶりのことである。今までいつも寝ている時間に夢をよく見ていたのだが、これはレム睡眠または逆説睡眠が長く続いていたことも原因なのだろうか?身体が眠っているのに、脳が活動している状態である。身体的には骨格筋が弛緩状態にあり、急速眼球運動のほか、身体はほとんど動かないが、脳波はシータ波が優勢で覚醒時と同様の振幅を示す。外見的には寝ているのに、脳は覚醒状態にあるのだ。
急速眼球運動を伴わない睡眠のことをノンレム睡眠または徐波睡眠と言うが、この状態に至れば夢は見ない。一般に、入眠時にはまずノンレム睡眠が現れ、続いて約1時間から2時間ほどでレム睡眠に移る。以後、ノンレム睡眠とレム睡眠が交互に現れ、レム睡眠はほぼ90分おきに20~30分続く。一晩の睡眠では4~5回のレム睡眠が現れる。
私は睡眠で一番興味を持ったのが、睡眠に関わる神経伝達物質である。覚醒を維持する神経伝達物質には、ノルアドレナリン、セロトニン、アセチルコリン、オレキシンなどがある。詳しく見ていくと下記のとおりである。
ノルアドレナリンは、シナプス伝達の間にノルアドレナリン作動性ニューロンから放出される神経伝達物質や、副腎から血液に放出されるホルモンとして機能する。また、ストレス・ホルモンのうちの1つであり、注意と衝動性が制御されている生物の脳の部分に影響する。アドレナリンと共に、この化合物は闘争あるいは逃避反応を生じさせて、心拍数を直接増加させるように交感神経系を動かし、脂肪からエネルギーを放出し、筋肉の素早さを増加させる。
セロトニンは、活動特性は、覚醒時に抵頻度発射(規則的な 3–5 Hz の発射活動)を継続して、標的細胞のシナプス間隙に一定のセロトニンを分泌させ、覚醒状態を維持することにある。痛みやストレスなどの内外環境からの覚醒・ストレス刺激には影響されない。徐波睡眠に移行するとその活動が減弱、レム睡眠になると、完全に消失する。
アセチルコリンは、骨格筋や心筋、内臓筋の筋繊維のアセチルコリンの受容体に働き、収縮を促進する。自律神経の内、副交感神経を刺激し、脈拍を遅くし、唾液の産生を促す活性がある。
オレキシンは、1998年に発見された神経ペプチドであり、オレキシンAとオレキシンBがある。視床下部外側野に存在する神経細胞がオレキシンを産生している。ヒポクレチンと呼ばれることがある。オレキシンは、食欲や報酬系に関わるほか、睡眠や覚醒を制御することが知られている。オレキシンをつくる神経細胞が消滅するとナルコレプシーという睡眠障害になる。
睡眠中はこれらの神経伝達物質を産生する神経細胞が抑制されている。その抑制には腹背側視索前野に存在するGABA作動精神系が関与しているとされる。アセチルコリン作動性神経の一部はレム睡眠の生成にも関与している。
レム睡眠の延長で何度か覚醒はしたのだが、また眠くなって寝てしまった。結局、ちゃんと目が覚めて起き上がったのは午後の15時半を超えていた。薬の相乗効果かなのだろうか?ちなみにイルカはレム睡眠をほとんど必要としないと言われている。
時間が時間なだけに急いでHotmailやFacebookのチェックをやって。急いで「Ms」に行った。最近の出没時間としては午後16時すぎは早い方である。超意中のロックを1杯飲んだところで、歯医者に予約があったことに気づいた。そして注文して飲みかけの焼酎ロックを一気に飲んで歯医者へと向かった。
今日の治療はブリッジをかける前に邪魔になった歯を抜歯しようという。当然、麻酔をしてもらうのだが直前に焼酎ロック1杯を飲んでいるので、なかなか効果が現れない。そんなことを知らない歯科医は抜歯を始めようとしていた。しかし、麻酔が効いていないので激痛が走った。頼んで麻酔の増量をしてもらった。それでも痛い。手術中は時間の感覚がなくなっていて、いったい何時間続けているのか、いつ終わるのかがわからなくてちょっと心配になる。やっと終わったときは午後の18時半を回っていた。
1時間の口内手術だったので、抗生物質のフロモックス100mgとエンピナースP錠、ロキソニンを処方してもらって再び「Ms」に戻った。そこで焼酎ロックを3杯と秋刀魚の塩焼き、鶏の唐揚げを食べて会計が1150円。まあ、いつも通りだ。
「Ms」を出たのは午後」20時過ぎだった。まだちょっと飲み足りなかったので、帰りに「SAKE市場グランマルシェ」に立ち寄って「SUPER PRIME 糖質50%オフ」500mlを2缶買って帰った。それを飲みながら軽めの睡眠薬でしばらく仮眠しようと思った。私はあまり薬に敏眠な方ではなく、それだけでは決して眠れないのだが、スーっと入眠していった。やはりアルコールと睡眠薬の相乗効果だ。