絵本『でんしゃはうたう』②/読み聞かせ
電車は「たたっ つつっつつ」と走り、
「ねん ねん ねん ねん ごごだだっだだ」と
踏切を渡る。
その音は、まるで歌っているよう。
電車が奏でる音が楽しい絵本です。
つむぐ 1才0か月
この頃の様子はこちらからどうぞ。
つむぐ 1才7か月
何度も読んでいるからか、
絵本の言葉を覚え始めました。
親が読んでいると、一緒に喋ってくれます。
すしゅーん こっ こっ
とろるるるー 「はっしゃしまあす」
つ:ちゅちゅーん! ここっ!
りょぉりゅーー!
はっちゃちまちゅ!
「はっちゃちまちゅ!」は、
おもちゃの車を動かして
遊んでいるときにも
口に出して楽しんでいます。
線路のずっと先から
対抗列車がやって来るのも楽しみなようです。
どれだけ目を凝らして線路の先を見ても
電車は見えないページなのに、
つ:きたぁ! きたぁ! きたぁ!
どうやら大人には見えないものが
見えているようです。
でも、少しページをめくれば、
本当に、向こうから電車が来て、
こちら側の電車とすれ違います。
ぼっ しょん しょん しょん
ふっ しょん しょん しょん たたっ
つ:きたぁ! きたぁ! きたぁ!
電車が来てくれてよかったねぇ。笑
車窓から見える景色も楽しいようで、
いろいろと反応してくれます。
まずは大好きなすべり台。
つ:しゅぅーしゅぅー
妻:すべり台?
つ:あっちっち。あっちっち。
僕:すべり台ね、たいてい
あっちっちだよね。笑
夏は滑る面が異常に熱くなりますよね。
しかもなぜか、どこの公園の滑り台も
すごく日当たりの良いところに
置いてあるんですよねー。
終盤には整備士のおじさんたち。
こちらに手を振ってくれています。
つむぐも、おじさんたちに
ほんの少しだけ右手を振りました。
妻:バイバーイするのね。
つ:(おじさんたちを指差す。)
妻:バイバーイした?
つ:かかぁ!
妻:かかがするの?
バイバーイ!
なぜか恥ずかしがって
自分ではバイバイせずに、
妻にさせていました。笑
最後のページで、
電車は駅に着き、停車します。
ぷしっ ごろろー ぽっ
「おあしもとに ごちゅういくださあい」
妻:ぷしっ ごろろー・・・
つ:ぽっ!
この絵本は、
本当に音が楽しいね。
つむぐ 1才11か月
つむぐがキッチンで手を洗おうとして、
足台に乗ったときに言いました。
つ:おあしもとに
ごちゅういくださあい
好きな絵本の好きな言葉は
使いたくなるようです。
『でんしゃはうたう』
三宮麻由子文、みねおみつ絵
福音館書店、2009年