絵本『じゃあじゃあびりびり』/読み聞かせ
「みず じゃあ じゃあ じゃあ」
「かみ びり びり びり びり びり びり」。
赤ちゃんに身近な物や生き物の
音や鳴き声が楽しいシンプルな絵本です。
つむぐ 0歳3か月
特に目立った反応はないけど、
つむぐはこの絵本をじっと見ています。
楽しいのは、
絵本を開いているときだけではありません。
踏切を通るときに
「かん かん かん かん」と話しかけたり、
犬を見かけたときに
「わん わん わん わん」と話しかけたりすると、
つむぐとの散歩時間が
もっと楽しくなります。
つむぐがもう少し大きくなったら、
外の世界で見るものと、
この絵本に描かれているものが、
結び付くときがくるのかな。
つむぐ 0歳5か月
言葉の響きが楽しいようで、
この絵本がつむぐのお気に入りに
なってきました。
特に好きなのは、最後のラッパの音。
らっぱ
ぷっぷーー ぷっぷーー ぷっぷーー
僕が「ぷっぷーー」と言うと、
笑って喜びます。
つむぐ 0歳8か月
ソファーの端っこに
つかまり立ちをしているつむぐに、
ソファーの反対側から読み聞かせてみました。
読み始めると、つむぐは嬉しそうに笑い、
ソファーをつたって
ゆっくりゆっくり歩いてきました。
そして、絵本を手に取ると、
つ:ぶっぱっぱー!
満足そうな声を出し、
そのまま絵本を床に置いて読み始めました。
つむぐ 0歳11か月
6か月頃から始めたベビーサインを、
この頃ついに習得し始めました。
絵本を見ながら、描かれているものを
サインで伝えるというのが、
最近のつむぐの遊び方。
「ぶーぶー」「わんわん」「ねこ」などを、
サインで僕と妻に一生懸命
伝えようとしている姿がかわいいです。
ある日、つむぐは、
車のおもちゃを走らせながら
「ぶーぶー」と言って遊んでいました。
この絵本に描かれた「ぶーぶー」と、
車のおもちゃが、つむぐの中で
つながったのだと思います。
この絵本に描かれているものは、
身近なものばかり。
だから、つむぐが散歩中に
見ているものが多いです。
つむぐは、「知っている」ということが
嬉しいみたいで、楽しそうに読んでいます。
『じゃあじゃあびりびり』
まついのりこ作
偕成社、1983年
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