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不運だと思うのか、幸運だと思うのか。

つい1ヶ月前まで仕事が本当に嫌で職場でシクシク泣いていたし、会社の罠にはめられたと勝手に思って絶望していた。良い加減なことや改善していくべきことが山のようにある。そこそこ大きい企業から転職したせいかカルチャーやモラルの違いに衝撃を受ける。給料も手取りが10万以上減ったのに責任は重い。誰かが評価してくれる環境でもない。流石に心が折れかけた。

そもそも、なんでこの会社に入ったんだっけ?何を叶えたかったんだ?と考えてみた。
大学生の頃から集落に暮らし観光施設でバイトして、最寄りの20km先のコンビニに助けられて……地方創生というキーワードに惹かれていた。
でも、地方創生ってキーワード的には使いやすいし、ざっくりしすぎてて実態が分からない。
単純に田舎という環境が自分に合ってるだけで『田舎の』静かな環境でゆる〜く、楽しそうな観光地で働ければいいんじゃない?ってだけでは?と自問自答したこともあった。
色々考え抜いた結果、『地方の限られた条件と資源の中で可能な限りのお金を生み出し、選ばれる場所を作る』という叶えたいテーマを作った。
1社目は完全にマッチしてた。
現、2社目も何なら1社目以上にマッチしている。
自由自在に何でもやれる環境は完璧なまでに存在している。最初から誰もが知ってて大人気の観光施設を運営したい訳ではなく、まだ発展途上の場所の魅力を発掘して発信とプロデュースする過程が楽しいのであって「認知度を拡大していく」「なんか独自性のあることしててオモロい場所」「しっかり市を代表する観光資源」を作ることで私もやりがいがあるしお客さんも新体験ができるという相乗効果。
テーマ実現においての企業選びはミスってない。(と信じたい。)
けど、難しいのは前職みたいに、やれば売上が一撃で跳ねるような感覚もなく、周囲から「しがらみを背負ってる」と白い目で忌避されているのもやや感じる。色んな組織が絡む複雑さ、前途多難さ。今までいかに会社の看板のブランドとノウハウ、整備された環境のおかげで成功していたかを痛感する。大企業会社員時代の成功は、会社を辞めてしまえば自分の実力でも何でもないという私の物語ね。自分なんてなーーーーーーんにもできないッスよ。

そして、急に腑に落ちた。
会社はいつかご褒美なんてくれない。
「やってみたら?」なんて言葉やチャンスは一生くれない。
会社に属してるから、周りにすごい人がいるから自分の実力が上がるわけではない。
じゃあ、会社を利用して、会社の看板を外しても生きていけるような実力をつけてやる、と思ったのでした。
30代にはもう雇われるという働き方はしたくないし、これからの人生は何があるかわからん。
今の環境なら鍛えられると直感的に感じる。
ガチで病まない程度の厳しさをあえて当たり前にして成長するわ。(ドMなので…)

幸いなことに、ガツガツとプロジェクトを進める仲間も突然増え(今季最大ミラクル)、従業員も「手伝いますよ!」「めっちゃこのコンテンツ良いじゃないですか!やりましょやりましょ」と応援や協力してくれる人も居て、縁に恵まれたと感じます。
マッッッッジで、奇跡的に自分と似たような感じの考え方の人たちが集結したので感謝が止まらない。1人だったらとっくに心折れて逃げてるし、今月に入って少しずつプロジェクトも増え主体的に出来てることも増えてきて楽しくなってきた感はある。仲間大事。そして、舞い込んだチャンスは絶対手放さないって執念を持つ大切さ。
誰も手を付けてないことをするのは超エキサイティングだし、そういう視点で仕事を捉えられるように少しずつなってきたから明日も仕事いきます^^






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