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ポジキャリ日記③~過去を理解し、今の考え方を変化させていく~

こんにちは。POSIWILL CAREEAのキャリアデザインプランに取り組んでいるところです。

これから3回目の面談を受けるまで~面談内容を書いていきます。
今回は自分の考えを妨げる"妨害者"や小さい頃の出来事について考えることと、仕事内容から自分の強みを出す部分に取り組みました。
1番の気づきは、自分の考えを変えるのは他人を変えるよりも取り組みやすく、習慣的に意識することで変えていけるということでした。そして過去を理解するためにはどうすべきかを知る回となりました。
他にポジキャリで学んだことや、自分自身の気づきを振り返り、言語化して綴っていきたいと思います。よろしくお願いします。

前回の、初回面談内容のお話についてはこちらからどうぞ↓


⭐︎ポジキャリでのゴール
・自分の言いたいことを認識して、言えること。
・先の望む人生のために今何をすべきかわかること。



面談を受けるまでの事前ワーク

面談を受ける前に、インナーチャイルドワーク、妨害者ワークというワークに取り組みました。

"過去の自分"を癒す作業

前回学んだ過去を癒し自分の考え方を変えていくというインナーチャイルドワーク。幼少期辛かったエピソードやそれに対してどう考えるかを考えていきました。
記入していくと、家族で起きたエピソードでほぼ全部を埋めることとなりました。それほど幼少期の家庭環境が、自分の考えや人格に影響するのだなあと思いました。また、この辛い経験が自分の弱みに影響しているのだと改めて感じました。
しかし、記入しても辛いエピソードが昇華される感覚は得られにくかったです。また、過去の気持ちを理解することで当時の思いも癒えてくる、という感覚や、癒えてくることで考えが変わってくるという繋がりがいまいちピンときませんでした。
この部分については面談時やチャットでトレーナーの安さんに聞いてみることとしました。

自分の"妨害者"は?

家庭内や幼少期の環境で学んできた防衛戦略、生きていくために身につけたものが妨害者(9つある)にあたります。
詳しく理解したい方はこちらの本を見てみてください↓

わたしにとって割合が高かったものは、上位から"こわがり"、"優柔不断"、"八方美人"でした。わたしはこれらにそれぞれ、"おばけ"、"サボロー"、"スマイル"とラベル付けを行いました。こうやって自分で考えたあだ名=ラベル付けすることで、無意識に表れる感情を客観視し妨害者を弱めることができるからだそうです。
ラベル付けした後、ネガティヴに感じた出来事や、どう考えると楽になるか、を考えて記入していきました。

"こわがり"とは、「身の回りにある危険、あるいは起こるかもしれない危険に常に過敏になり、不安を覚えるようになる。いつも警戒して安心することがないため、たえず大きなストレスがかかり、自分も周囲も疲れ果ててしまう」という妨害者になります。
わたしの出来事でいうと、
「失敗したときにずっと失敗した瞬間の出来事を考えてしまう」
「普段から最悪の事態を想定してしまう」
という内容を挙げました。無意識に考えてしまうため、なかなかどう考えると楽になるか、が思いつかず記入できませんでした。そのためポジキャリを通して学んだ、義務として捉えないこととし、他のものを入力することとしました。

"優柔不断"は、「明るいこと、心地よいことばかりに注目する。難しい仕事や不快な仕事、あるいはもめごとなどは避けて通る。その結果、先延ばしや事なかれ主義が習慣化する。しまいには避け続けてきた対立がつもりつもって爆発し、ものごとの処理にいきづまる」という妨害者になります。
わたしの出来事でいうと、
「普段から必要事項に優先順位をつけて行っているが、行わなければいけないことを後回しにしてやりたいことを優先してしまいやすい」
「小学~中学のとき、姉が怒られているときや母と父が大喧嘩しているときは、自分の部屋に引きこもっていた」
「仕事量が増えてキャパオーバー近くなっても、そのことを他の人に伝えられない」
という内容を挙げました。
どう考えると楽か、に対しては、「その事象から逃げても良い、期限までに終えることができればいい」と出しました。
また、仕事の内容に関しては、周囲の反応への恐怖から来ているため、「相談できる人にまず相談してみる、思っていることを紙やメモに書き出してアウトプットして整理してみる」という内容を挙げました。

☆記入したことで、感情を割り切ることで、その出来事に対して自分が負担に思っている気持ちが楽になるという気づきがありました。
また、以前書いたように、義務的なことに関しては自分の感情に疎く、他人の感情が自分の行動につながりやすいです。義務的なことに対しても「やるべき=自分で解決しなければならない、というわけではない」、「絶対ではなくやらない、やれない選択肢を選んでも良い」、「『やったら楽しいかも?』くらいの、できなくても大丈夫くらいで考える」と思うことで肩の荷が下りるような感覚を認識することができました。

"八方美人"は、「人を助けたり、喜ばせたり、お世辞を言ったりすることで受け入れられるよう、愛情を得ようとする。そのため自分自身の目標を見失い、結局は他人をうらむことになる。また相手もあなたに過度に依存するようになる」という妨害者になります。
わたしの出来事でいうと、
「友達と関わるときはあまりネガティヴなことを言わないように、オーバーリアクションで関わることが多い」
「小学~高校にかけて、親の言うことには逆らわないようにしていた」
「頼まれたことは断りにくい」
という内容を挙げました。

☆記入したことで、前回深掘りした自分の弱みである言いたいことが言えないにつながっていることに気づきました。
※言いたいことが言えない、についての内容は前回の記事を見てみてください。



3回目の面談

"過去の自分"を癒すとはどういうこと?

当時の辛かった出来事を今、その相手が解消してくれることはない代わりに、自身で声かけし、当時の自分の気持ちを理解してあげることで当時の辛かった出来事も癒えてくる、ということです。
わたしがワークに取り組んでいる際に出てきた様々な疑問についてトレーナーの安さんに聞いてみました。

*辛かったエピソードが昇華されにくい感覚があるのはなぜか?
「本当はどうして欲しかったのか」を記載する部分が、当時の気持ちを書いているのではなく、「大人になった今のわたしだから客観的に考えられること」の視点で書いている感覚が強いのではないか、ということでした。
「当時の自分が本当に言われたかったこと」をイメージしながら書くことでより昇華しやすくなるそうです。
しかし、この"イメージを持ちながら書く"という行為自体がとても難しいため、今の時点では「こんなことが当時は辛かったんだな」を認識しているだけでもとても良い状態と言っていただけました。
本当はこうしたかった、については徐々に考え方が定着していくそうです。
気持ちを忘れないためにも、自分の過去を癒し考え方が変えられるようにするためにも、何度も見返したいと思いました。

*癒えてくることで考えが変わってくるという繋がりはどこから?
"過去のわたし"は今より幼くか弱い存在で、"今のわたし"のように、自分の気持ちを自分で理解して反省したり俯瞰したりはできません。
傷ついている過去の感情は当時のままで置き去りで、"過去のわたし"にとっては小さいが故に理由がわからず悲しみも大きいままなんだそうです。
そのため、今いろんなことが考えられるようになった"今のわたし"である大人の自分の思考力で、過去の気持ちを理解してあげることで当時の思いが癒えてくるんだそうです。
当時の思いが癒えると、置き去りの過去の感情が昇華され、他の考えを取り入れてもいいか、と思えるようになるのだそうです。
確かに、幼い頃はその出来事が悲しかったということでいっぱいだったように思われます。過去を癒すためには過去の出来事を、今の思考力で理解していくことが大事だとわかりました。

*過去の気持ちを理解することで当時の思いも癒えてくる、という感覚がつかめない。
"今のわたし"は"過去のわたし"がつくり出したもので、今キャリアや人生について悩んでいるのは"過去のわたし"が"今のわたし"を苦しませる要因をつくっているため、過去の気持ちを理解する必要があるそうです。
理解しないまま進んでいくと、過去の経験からできた「思考の癖」がこれからの人生でも"今のわたし"を悩ませ続ける可能性があります。
"過去のわたし"の思考を理解する=癒すことで、"今のわたし"の悩みを手放したり解消したりすることができるということです。
それにより考え方や行動が変わり、今後の人生の好転に繋がっていくことに繋がります。
確かに、今の自分は過去の自分に捕らわれて引きずっているから、弱みに挙げられるような、自己肯定感の低さが表れているため、過去を理解して今に繋げていくことが大事だとわかりました。


妨害者の"こわがり"と"優柔不断"について

トレーナーの安さんから、"自己肯定感"と"自己効力感"という言葉についての説明がありました。
「自己肯定感がある」という言葉をよく耳にすると思います。これはありのままの自分でいられること、自分は自分で良いと思うことです。
これと似た言葉で、「自己効力感」という言葉があります。これは、自分の強みだと思える部分のことです。
この2つは大きく関わっていて、自己肯定感が高いと、自己効力感が低くとも大きな影響はありません。逆に自己肯定感が低いと、自己効力感が高くとも影響が大きくなる、つまり自分は自分で良いと思える考えを妨げる=妨害者が出てくることになります。
妨害者を理解し、今に当てはめて考えることで、仕事や生活、考え方の癖がわかってくるそうです。
どう考えると楽か、という項目は、妨害者以外の考え方=「賢者」というものに当てはまり、この考えを育てていき、どのように物事を捉えていくか?が大事になってくるそうです。

"こわがり"→おばけは、わたしのこれまでの否定の経験から、できない自分と思い込みできるはずの自分と周囲を気にしたり、何かあったときに対処できるように対策を取ったり正解を導かないと不安になったりするようになっているそうです。
間違いが怖いと感じるのは良くない感覚ではありますが、逆を言うと、対策ができるということは"自分や相手にとってのリスクを考えることができる"という良い面もあるようです。
☆賢者の考え方としては、事前ワークのときに入力した気づきや、"失敗したときに友達に話しかけるように自分と向き合う"という考え方が良いと教えていただきました。

"優柔不断"→サボローは、わたしの場合"こわがり"とつながっており、明るいことに目を向けて責任から逃げ、バランスを取ってきたのではないか、ということが分かりました。
☆賢者の考え方としては、
①やりたいことだけでもやれるように意識する。
②チェックリストを作り、取り組めたものからチェックを入れて、成功体験を増やしていく。
という内容を教えていただきました。
2番に関しては、今まで実践したことはありますが、できなかったことのほうに目が向いてしまい、落ち込むという悪循環が生まれてしまうことをトレーナーの安さんに伝えました。
そうすると、まずできたことに目を向けるようにすること、自己受容の土台ができれば受け入れることができるようになってくると教えていただきました。
※自己受容の土台を作るワークについては次回記載したいと思います。

妨害者の上位3つを意識して行動していくことで、自分の意識バランスが良くなってくるそうです。習慣的に意識して、自然と考えることができるようになるまで半年はかかるそうです。
わたしのそれぞれの妨害者に対しても、普段から意識して考えを巡らせていきたいと思います。


仕事から探す強み

最後に、次回より深掘りしていく強みについて軽く触れていきました。
まずわたしの仕事内容や仕事で意識している内容の一部を以下に書いていきます。
・ノルマをできるだけ達成するようにスケジュールを組む。
・デイリーのスケジュールと年間スケジュールを管理する必要がある。
・担当の患者様のプログラム内容や、今後の進め方での取捨選択を、自ら状況から判断し決断する。
・その都度不明点や自信がない部分は先輩方に相談しながら知見を溜めていった。
こういった仕事をこなすために、時間内や期限内に終えられるよう逆算して取り組んでいました。

*なぜたくさんやることがある中で逆算できたのか?
→やらなければいけない(義務感)からやっていた=忍耐力につながっていたと考えられます。
 ※常に120%出し続けることは疲労感が蓄積してしまうため、ブレーキをかけることができる環境が大事になってくるそうです。
また、上記業務内容から現場を見る俯瞰力関係構築の能力1人で考えてこなすことができる力が身についた、と考えられます。

まとめ

今回の面談では、過去の出来事や、自分自身の考え方と向き合う回でした。普段から意識していきたい考え方も知ることができてよかったです。また、わからない部分はチャットを活用し、トレーナーの安さんに積極的に質問し、理解を深めることができたと思います。
次回は強みを深掘りしていくため、楽しみです。
また次回も頑張っていきたいと思います!

次回の内容はこちらから↓


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