「裏山の木」のウラ話
見に来てくださりありがとうございます。以前「裏山の木」という詩を投稿したのですが、私この木が大好きで何度も足を運んで会いにいくのです。そして裏側を見て気が付いたの、伸びてる人と もぐってる人がいる!!その時の気持ちを詩にしました。こんな感じです。
まさか見つかるとは思っていなかったのに
何百年もかけて
秘密を形にしてきたんだ
これが真実
かくれんぼは もう終わり
あの子が 光を当ててしまったんだ
あなたは頭を突っ込んで
下へ下へ もぐって
私は手を伸ばして
上へ上へ 伸びてった
根っこは 恐ろしい暗闇の中
根っこは あたたかい命を育む
全部 同じところに混ぜこぜであるんだよ
だからよく見て
恐がらずに
じっと目をそらさずに
そいつの前で 両足で立って じっと見るんだ
ああ よく分かるよ
それだけで
それは光にとけていく
まぜて こねて まぜて こねて
光を当てる
そしたらどうなる?
発酵して美味しくなる
お味噌になる
納豆になる
蓮の花になる
ヨーグルトになる
ふざけてはいけないよ