MARIKOコラム
ストレスが溜まったり、自分ではどうしようもないモヤモヤ感に包み込まれ
た時に、私が助けを求める「アーユルヴェーダ」
アーユルヴェーダとは、サンスクリット語のアーユス(Ayus/生命)とヴェーダ(Veda/科学)を組み合わせた「生命科学」という意味で、五千年の歴史をもつインド・スリランカ発祥の伝統医療です。
今日はそちらの話ではなく、アーユルヴェーダの先生についての話。
サロンに伺うと、いつも笑顔で私を迎い入れてくれて、
先生はどんなときでも、背筋がシュッと伸びていて姿勢がいい。
「姿勢をよくすることは、見た目の美しさにつながるだけではありませんよ。
健康、さらに美容の面でもいい影響を与えるんですよ」と先生。
つねに気をつけねばならないことはわかっているが、
そうはいってもなかなか難しい。つい気が緩んじゃうんだよね。
デスクワークで長時間パソコンを使う仕事が増えたためか、
姿勢が崩れている人が多く見うけられるんだそう。
それが肩や首のこりにつながったり、ストレスやイライラの原因になったりしています。だからこそ、正しい姿勢を知り、いつでも整えられるようにしておくことが大切なのと先生。
そんな先生のパソコンのデスクには椅子がない。
立ったまま作業をするんだって!!
「これなら、お腹に力が入るし、何より余計なネットサーフィンしなくてすむのよね。」って。
「椅子があると、とことん甘えちゃいそうだから」と。。。
あきらめず、甘やかさず。
いつも当たり前に思っていた「シュッ」は、こんな小さな努力の積み重ねで築かれていたのか。。。
先生はただ姿勢や容姿が美しいのではなくて、
努力を重ねた結果がそう見えている。
心も体も美しい人の心のありかたを印象深く思った。
40代後半になって思うのは、10代・20代のときとは明らかに「美しさ」への姿勢が異なること。
器の質に興味がわく。自分という器のメンテナンスをしてあげる必要が
あると気づく。
自分を慈しむこと。
コツは、前かがみにならず、肩を左右に開くこと。腹はすべてとつながっている。