10/6 【現代社会が垣間見える、ジムのサウナ。】


自分が今通っているジムには、風呂とサウナが付いている。そしてもう一つ、イチオシなポイントがあって、チラーが入った水風呂もある。なかなかジムの水風呂でチラーが入っているとこは珍しくて、今年の猛暑も割とキンキンに冷えた水風呂に入りたいがために、ジムに行った日もあった。

チョコザップなどの簡易的なジムが次々と開業される中で、風呂サウナ付きの、冷えた水風呂付きのジムは希少的な存在だ。僕は運動の向こう側に風呂とサウナがあることでジムに行けているので、安いからと言う理由でシャワーだけのジムを契約すると運動すらままならない自堕落な人間だ。それを自負しているんで、多少高くても風呂サウナ付きのジムしか選択肢にない。

6月から契約して週3回くらいジムに行ってるんだけど、毎度今の日本の現状を痛感している。ご老人たちしかいないという点。多分だが、若者はもっとコスパ良く他のジムに行っているか、またはガチなゴールドジムとかに行ってるんじゃないかな。今のジムで、ほぼ若者を見かけない。冗談抜きで、若い人がいない。

これが、高齢化社会なのか、、、と思いながら僕はベンチプレスしてる。ランニングマシーンも、走ってるのは僕だけで、周りのご老人は皆一生懸命に歩いている。ジムのプログラムで行うズンバ?は、ハキハキとしたご老人たちで盛り上がっている。

ジムだけでなく、風呂はもっと高齢化社会を痛感する。たまに5分とか水風呂入っているご老人を見るとガチで心配になる。風呂の中で腕立てするのとかも本当にやめてほしい。軽い津波くらい湯がこっちに押し寄せてくるから。上にジムがあるのに、湯の中で腕立てする理由がよく分からないけれど、ここ以上に風呂とサウナが自分に合っているジムもないから、まあ、仕方なく我慢してるけれども。

このジムという狭い世界だけでなく、これからもっと、さまざまな場所でこういった場面に出くわすんだろうなあと複雑な気持ちになる。そして、自分も歳をとる。もうあと30年も生きれば定年を迎え、初老を迎えた時。さらに若い人が少なっている日本が、本当に心配でならない。自分が悩んだりするだけではどうにもならないけど、高齢化はリアルだ。

今日の岡崎市長選も、若い30代の人に期待していたけれど、結局は高齢者の母数には敵わないんだなーって出口調査で痛感した。結局は、次世代のことなど見向きもしてない。じゃあ、自分が高齢になった時にどんな行動を取れるかも分からないから、あんまり口出しはできないけれども。

長い年月をかけてこの現状になっているんだから、打破するにはまた長い時間が必要だとは思う。生きているうち何か変わるとも思えない。けれど、脳死してたらまずいと感じる。割と自分たちの世代が、今のうちに声に出さないとまたさらに下は絶望しかないんじゃ?って、なんかジム行くたびに思ってる。

どうしよう。果たしてどうしたらいいの?

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