【決定版】メモとは執筆・リマインダー・整理の3つの行動のことである
はじめまして、ペイフォです。特に経歴はありません。よく、「何を言うかではなく、誰が言うか」としたり顔で言う人がいますが、今回語るのはメモについてであって、誰もが直面する問題であり、結局誰が語ってもいいのでは? と思わないでもないな、と書いてみます。
誰に向けて書くのか
初心者・一般的な人・上級者に分けて書きます
初級者、いわゆるメモが取れない人向けにも書きます。
「アイデア大全」「問題解決大全」「独学大全」の作者、読書猿さんが今「文章大全」という本を絶賛執筆中らしいですが、そこでは文章が書けない人が文章を書けるように、ということが書かれる予定だそうですが、そこからアイデアをもらって
【メモが取れない人もいるよね】、ということで、いわばメモ大全のようなものが書けないか?というのが今回のエントリーのテーマです。
初心者は何に困っているか
メモをうまく取れないと叱責される人の、困り事を解決する方法が、なかなかネットで検索できないみたいで。
みんなはどうやってメモをしているのかと、途方に暮れる人もいるようで。
そういう人も、これを読めばメモが取れるようになります。
一般的には何に困っているか
普通は、メモはできても、それを活用できてない、と悩むケースが多いようです。
メモは振り返りと切っても切れない関係だ、ということに気づいてないのが原因なので、そのポイントについても書きます。
上級者は何をカイゼンしたいか
メモがちゃんと活かせている人も、もっといいメモの仕方があるのではないか?と模索していたりします。
そういう人にもアプローチできたらいいよね、と、自分の思うところも書いてみます。
初心者がやったほうがいいこと
初心者がメモでつまづくのは、いきなり会話中でのメモの本番に挑むから、というのが大きいです。一人であらかじめ、メモのやり方を練習する必要があります。そうでないと、慣れないことを会話しながらやる、ということになりますから。
テレビ番組をメモしてみよう
よく、YouTubeとかの動画まとめ番組とかあったりしますが、ああいうのをメモするのが、手始めとしてはいいでしょう。
なんとなく見る人が多いと思いますが、なんとなくを止めてみる、ということです。
のめり込まない練習
テレビに没入すると、メモがおろそかになってしまいます。メモに集中すると、テレビが見れません。
テレビをみるのと、メモをするのと、同時にすることが練習になるわけです。
意識を使い分ける、この練習が本番で活きてきます。
正しく書く必要はない
漢字で書くほうが画数が少ないとか、いかに楽に書けるか、というのが大事だったりします。
なんなら、カタカナ、ひらがな混じりでも、自分が読めさえすれば、役に立つ訳です。
あの字は漢字でどう書くんだっけ? と頭を悩ませている暇があったら、カタカナで書いたほうがいいです。
くせ字が気になったら直したほうがいい
そもそも、自分が誤読をしたらメモした価値がなくなるので、最低限、読める程度にはくせ字は修正したほうがいいです。
これはメモの練習とは別に、字を書く練習をしたほうがいい、ということです。
ツールに頼ることも考える
音声でメモをすることは、良いアイデアです。
ICレコーダーを用意して、相手に断ってから話を録音してしまうわけです。
Evernoteに残すためにメモ自体を写メに撮る、ということも考えてもいいかも。
クリップボードを持ち歩く
小さいメモは携帯性には優れていますが、あれは上級者向けのアイテムです。
どこにメモを置いたか忘れる、というのが、メモあるあるなので、それを防ぐためには、メモがやたら主張すればいいわけです。
メモの場所は一元化したほうがいい、というのは鉄則ですので、発達障害界隈で有名な借金玉さんが推奨するクリップボード方式がベストです。
クリップボードに全部メモを挟んでしまえば、解決です。
リマインダー(振り返り)が大事
メモは、書きっぱなしになりがちです。しかし、振り返って読み直すことが大事なので、一日一回はメモを読み直したほうがいいでしょう。
回数にこだわらず、暇なときに読み返してもいいです。
振り返りをしないなら、メモをしてないのと一緒です。
リマインダー(振り返り)がちょー大事
念押しにもう一度いいますが、振り返りは大事です。ここをどうにかして仕組み化、習慣化しないと、先に進めません。
整理法が変わっても、どこにメモがあるかは忘れてはいけない
自分を振り返ってみると、まず、メモアプリをいろいろ試した所為でメモ自体が散逸していて、コピーして次のアプリに移動させても、さらに引っ越しをするとか、とにかく効率が悪かった。というのも、メモとノートが違うものだ、という認識が無かったためにそういうことになってました。メモに標語みたいなのを書いてそれを移したりしてましたが、それはいらない作業だったかもしれない、と。
そこから考えると、手書きでインプットするためにメモしたら、インプット用のノートに清書とかして写すのが手書きの場合の大正義。テープで貼ってもいい。ポストイットで修正してもいい。
A→B、と必ず移すことにしたら、リマインダーを必ずすることになるから。
「それだとタスク管理に支障が出る」
というなら、それは初心者から脱した、と考えていいと思います。
一般的な人がやったほうがいいこと
中級者、といっていいと思いますが、メモを最低限とれる、そこでは躓いてないなら、もっと効率の良いメモの仕方を知ると、よりはかどります。
シチュエーション別のフォーマットを作る
普通にメモするときはコーネルメソッド、電話の時は確認項目をあらかじめ記入したメモを用意する、読書のときのメモは読む前の疑問一覧を上、左に書き抜き右に要点など、メモするシチュエーションが決まっていて書く内容もあらかじめ設定できるときはそういうメモを用意したほうが効率がいいです。
考える、アウトプットメモにチャレンジ
メモで考える、書きながら考えるっていうのは、執筆あるあるだと思うのですが、書いている時が一番思考が働いているように思うんですね。
そういうときのフォーマットもあって、マンダラチャートとかマインドマップとか。
ノートを3分割して、現状・課題・タスク、と分けたり、事実・抽象・転用と分けたり。
左右と下で分けて左右にアイテムを並べて組み合わせて下にアイデアを出す、とか。
いろいろとあります。
上級者がやったほうがいいこと
ここまでで書いてなかったことをやれるのは、やっぱり上級者だと思うので。分けてみました。
マイルールでタグを作る
箇条書きのとき点を打つとか、矢印をつけるとか。波線で強調するとか、メモ帳の裏を使うルールとか。
そういうもろもろを自分でルールを決めてやると、スペースが省略されて便利、という話。
永久保存するルールを作る
GTDをしましょうとか、PARAメソッドがいいとか、Zettelkastenがいいとかありますが、思考補助メモ管理システムにこれ、という定番はまだないと思ってます。
振り返り用のフォーマットを作る
ここまでマニアックにメモをする人なら、振り返りにも一定の理解を持っているので、各々の負担にならないレベルのフォーマットを作って振り返って整理するのが吉。
ツールにこだわるなら
手帳はモレスキンとか、ペンはジェットストリームがいいとか、いろいろいう人がいます。各々のスタイルにマッチするものを選んだほうがいい。弘法大師も「筆の大小、長短、強柔、先のそろったものと尖とがったもののどれを用いるかは、文字の筆勢に応じて取捨選択すべきであります」といってますし。
まとめ
ちょっと端折ってますが、だいたい言いたいことは書きました。
初心者は練習、中級者は文面のフォーマット作り、上級者は保存ルールの確立、とかが課題になるよねって思ってます。
以上。ペイフォさんが書きました。よかったらスキしてください。
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