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【時々エッセイ】猫の手ざわりは魔法でできている 105

猫の食事。
1匹なら特に心配は要りません。
考えなければいけないのは質と量と栄養バランスくらいです。
3匹となると違います。
ジョルジュには一度にたくさん与えると吐き戻しの恐れがあり年齢的に胃に負担をかけてはいけないからと、少しずつ数回に分けてご飯をあげるようにしています。
すると、先に食べ終わって物足りないからと弟たちのところに来てご飯を横取りしようとします。
見張りつつ、弟の皿に顔を突っ込もうとしたら撫でながらやんわりどけるという方法をとってきました。
それだと、食事の間中つきっきりでいないといけないので、色々調べたうえで下の画像の商品を購入しました。

冷気遮断用のボードです。
ペット用品ではないし、食事中の猫を囲い込むために使われるとは開発者も販売者も思いもしなかったでしょう。
でも、これが弟猫たちを兄猫のクレクレ攻撃から守るグレートウォール・オブ・キャッツになっているのです。
自立するけど端は軽くて固定しておけないのでココナッツオイルの空瓶で押さえます。
三方を囲んでしまえば、残りサイドは机と段ボール箱でふさがれています。
でも、そこを越えようとするので二カ所段ボールをセットして越えられないようにしました。
周りをうろうろするだけで入れないので、あきらめて食事の準備をするのに使ったカウンターにのって匂いを嗅ぎまわります。
その姿はちょっとかわいそうに思えます。
またもう少し時間が経ったらあげるからねと慰めます。

物思いジョルジュ

今日、囲いのところでガサッと音がして何事かと言ってみたら、ジョルジュが18歳とは思えない華麗な跳躍力を見せてその壁を飛び越え、中に入っていました。
すごい。素晴らしい身体能力。
そして、頭を皿に突っ込んでからどける必要はないけど、やはり食事中は見張っていないことに気づかされました。

撮影でも猫は好きな方を向く















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