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【時々エッセイ】猫の手ざわりは魔法でできている 96

猫様とケポは切っても切れない不可避項目。
(”ケポ”とはダイレクトに言えば吐き戻しです)
でも、なぜこれを、とか、なぜこのタイミングでと思うことはあります。
13日の金曜日はジョルジュが家に来た記念すべき組み合わせの日なので、今月はちょっといいものをあげてささやかなお祝いにしようと思いました。
と言ってもそこまで大したプランではなく、銀のスプーンの猫缶15歳以上用を買っておいて、カリカリに混ぜて朝と晩の2回に分けてあげるというもの。
いつもはカルカンの15歳以上用ばかりだから、たまにはちょっと贅沢をと考えたのです。

朝、ピュリナワンキャットカリカリに銀スプウェットの組み合わせで献上したら。
食後3分でほぼマーライオンでした。
場所はキャットフードストッカーの載せている床上70cmの台の上。
手に持っていたカップで一瞬受けようかと思ったけど、中身が少し入っていたので躊躇しました。それが判断ミス。
下にいたモネにかかってしまいました。
舐めて拭き取ろうとするので慌てて瞬間湯沸かし器のところまで抱いていき、いつも皿洗いをする温度のお湯をかけて洗いました。
逃げようともがくモネを抱えてお風呂場へ行き、次はタオルでくるんで拭きました。
その後、ドライヤーで乾かそうとしたら音と風圧でびっくりして私の手を引っ掻いて逃げて行きました。
そこまでびっしょりになっていないから自然乾燥でも風はひかないだろうと判断して、次はケポの後始末。
猫用オヤツの箱を解体した厚紙を敷き、垂直に立てた厚紙でそこにのせてあとはキッチンペーパーとウェットシートで拭きます。
朝からバタバタで大変でした。
夕方にも同じものをあげたけど、夕方は普通においしく食べてくれました。
ごちそうはディナーで出すと学び、そして、床上70cmの台に飛び乗れるハイシニア猫の身体能力をありがたく思った一日でした。





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