【時々エッセイ】猫の手ざわりは魔法でできている 89
猫をしつこく撫で続けると咬まれる、という話をよく聞きます。
家には猫が3匹いるので、検証してみました。
まず、長にゃんのジョルジュ。
撫でても撫でてもゴロゴロ音がやみません。
ゴロゴロナデナデゴロゴロナデナデゴロゴロナデナデゴロゴロナデナデゴロゴロナデナデ…以下同文。
そんなにゴロゴロ言い続けて疲れないかと、こっちが心配になってきます。
というか、こっちが撫で続けるのに疲れてきました。
なので、検証終了。
次に、次にゃんのルネ。
撫でるとくねくねが始まります。
ナデナデくねくねナデナデくねくねナデナデくねくねナデナデくねくねナデナデくねくね。
キリがありません。膝の上で寝てる状態でくねりまくるのでそのたびに落ちないように支えなければならず、”ニャン体動物"に負けて検証終了。
最後に三にゃんのモネ。
この子はビビりでルネの動向が気に入らないとすぐフーと言い出す怒りんぼなので、可能性はありそうです。
膝に寝ているところをナデナデ。
何事もないようにすやすや寝てます。
ナデナデすやすやナデナデすやすやナデナデすやすやナデナデすやすやナデナデすやすや…。
言ってしまえばガン無視です。
寝てて気づかなかったのかもと思い、モネが起きている時にやってみました。
しつこく撫で続けると、プイッとどこかへ行ってしまいました。
残念ながら、咬まれることはありませんでした。
残念と言っても別に咬まれたいわけではないのですが。
まあ、咬まれなくても充分痛い思いはさせられてます。
椅子にかけている時、猫様たちの跳躍力なら飛び乗れるはずなのに脚に爪を掛けて登るようにして膝に乗ります。
おかげで脚には爪跡が点々と付いています。
エネルギーの節約でしょうか。
ほとんど一日寝ているのにこれ以上節約してどうするんでしょう。
ちなみに、ご飯くれアピールの時はキャットフードストッカーがのせてあるもっと高い台に一息でピョンと飛び乗ります。
「くれ!」の元気なご挨拶です。