本当の自分　第二章

「本当の自分」ということなど考えもせず生きてきた。（気がする）

求められる自分（姿）になることがいいことだと、（思い込み）
そのようになる努力をしてきた。（つもり）

そしてある程度そのような人になっていたと思っていた。
ある程度、常識があって
ある程度、優しくて
ある程度、やる気があって
ある程度、真面目・・・

３年前に「愛着障害」という言葉を知りました。
承認欲求とか、生真面目とか、かまってちゃん気質があることを知り、
それを克服しようと内省を続けてきました。

そうすることで、
本当は、もっと認めてほしかった。
本当は、自信がなかった。
本当は、怖かった。
本当は、もっと自由でいたかった。

などという気持ちが表れてきて、
あぁ、本当の私ってこういう風なんだな
本当の私の気持ちってこういう風なんだなって
思っていたのですが・・・

最近・・・

本当にそうか？

という思いが表れてきました。

例えば、
私は、社会で求められる姿が、「積極的」「リーダーシップ」だと思っていました。
だから
自分がしたい、したくないに関わらず、

新しいプロジェクトがあれば「参加したいです」と言い、
誰かこれやってくれる？と言われれば「はい！」と一番に手を挙げる

こういう姿が、正しく・求められる姿と思い、そうしてきました。
（つまり、そういう人であったと思ってました。）

でも、愛着障害を知って、
人からどうみられるか気にしすぎていたんだな。と気づきました。
もっとありのままでいいんだと思えました。
（２年くらいかかりました）

やりたくないことはやらなくていい
人の目を気にしなくていい
私は気が付くタイプだからいろいろ感情が過敏なんだよね
でもって私、まじめなんだよね

って思っていましたが、この数日で、

それ本当か？・・・・

と思えてきたのです。

一番に行動するって、やらされてたんじゃなくて、
その一部は自分の衝動じゃない？
全部積極的に行動したわけじゃなくて、
気まぐれで興味のあったことだけじゃない？

すぐ行動するタイプって思ってたけど
今、めっちゃやらなきゃいけないこと溜まってるんですけど（笑）

過敏は過敏で、人の目が気になるというけど、
結構、他人はどうでもいいと思ってる自分いるよねえ？

はああああ、もうますますわかんなくなちゃったので、
なにか感情がざわっとしたら、
自分を３人くらい出して、
３人の自分がどう感じてるか感情を吐き出してみようと思います。
そんな器用な事できるか？？？

つづく