外資系投資銀行・コンサルティング会社の選考を突破する面接術 part1 自己紹介編
1.これまでの就活
2020年の夏から就活を初めて現在に至るまで、面接の突破率100%のCrepeです(動画面接は除く)。夏にゴールドマンサックスのインターンに参加し、冬に外資系コンサルティングファームから内定をいただいてます。ほかにも20回以上の面接を受けさせていただきましたがインターン・本選考に関わらずすべての面接で合格をいただきました。
この記事ではどうして面接で落ちないのか?をフレームワークを使いながら分析しつつ、私個人が考えるフィーリングの部分も併せてお伝えしていければと思ってます。これから面接を受ける方々の一助となれれば幸いです。
ここからは面接で話すことのオーソドックスな流れをご説明したのち、ハイレベル企業の選考で+αで求められるスキルとフィーリングの点についてお伝えしていこうと思ってます。今回はpart1の自己紹介編です。
2.面接に臨む前に
まず大前提として、あなたが「すごいこと」を成し遂げている必要は全くありません。部活で国体選手に選ばれた、ビジネスコンテストで優勝した、海外に留学中にインターンシップで成果を出したなどなど…インターンや本選考の面接になると誰が見ても「すごい」ことを成し遂げた人は一定数出てきます。しかしここで気遅れしたり比較して委縮したりする必要は全くありません。
企業が知りたいのは、「入社後に活躍してくれる人材かどうか」つまり「自社の採用要件を満たしているかどうか」です。採用要件に沿ったエピソードになっていればバイトやサークル、ゼミ……なんでもかまいません。私自身も上記のようなすごいことは経験していないため、サークルと研究の話だけしていました。それでも面接官の反応はかなり良かったので伝え方次第で変わる部分がかなり大きいです。
3.自己紹介
ここでは大学名、学部学科、名前は最低限お伝えしましょう。一番緊張している状態で話す第一声なので噛みやすい名前の所属の方は噛まないように練習をしておきましょう。始まりが半分。ここでマイナスな印象を持たれてしまうのはもったいないです。
ここで重要なのは布石を打っておくことです。ここでゼミや研究の内容、部活サークルの内容など自分が話したい内容に少し触れておくと後の会話で誘導できます。私の場合研究やサークルの内容を話したいので
専攻は応用化学でPCやスマホに使われる発光物質の研究をしています。課外活動としては社会人バレーボールサークルに所属しています。本日はよろしくお願いします。
のように話していました。この部分は自分の好きなように変えられるので、その企業ごとに話したい内容をカスタマイズすると用意していた内容に誘導しやすくなります。
もちろんここで話さなくても問題はありません。しかしここで話しておくともう一つメリットが生まれます。話に一貫性を持たせやすくなることです。
この後の質問で学生時代頑張ったことは何ですか?今熱中していることは何ですか?のような「経験」を問われる質問が後で必ず来ます。その時に
先ほど冒頭でもお伝えしたのですが、私は~に取り組んでいます。
のように話すと話に一つ繋がりが生まれます。一見大した繋がりではないように思われるかもしれませんが、この繋がりは会話においてとても重要です。
面接に限らず、普段の会話でも人は一貫性のある会話は「聞きやすい話」として認識されます。この「聞きやすい話」だと感じてもらうための構成要素の一つを、布石を打つことで盛り込むことができるのです。
4.最後に
自己紹介は私はとても強力なツールだと思います。相手に質問されることなく自分の好きなことを話せる唯一のチャンスだからです。これ以降の会話は基本的にすべて面接官が主導権を握ります。相手が採用を見定める側なので当然といえば当然なのですが。。
pert1の自己紹介編いかがだったでしょうか?もちろんこれがすべてではなく、あくまで私が経験してみての主観なのでご留意ください。もし今後投稿してほしい選考突破のための記事の内容のリクエストがありましたらコメントまでお願いします!