言えなかった

前の私は　つらい気持ちを　
人に話すことができなかった

拒絶されたり　否定されたりすることが
怖かったからだと　今は思う

「そんなこと　気にしない方がいい」と言う親に
私は育てられた

つらい気持ちに　寄り添ってくれる親ではなかった

だから　
「どうせ　聞いてもらえない」
「どうせ　わかってもらえない」と
あきらめていた

32歳になって　自助グループで
はじめて　寄り添ってもらえる体験をした
どんな私も　肯定してもらえる
「それでいいよ」って思ってもらえる

どんな些細なことでも
「それでよかったんだよ」と
許してもらえた…

「間違ってしまった」という鋭い罪悪感と共に
刻まれていた記憶も　その理由も
全部　受け入れてもらえた

些細なことほど　根が深い

つらい気持ちを　話す度　解放されていく
「この私でいい」に変わっていく

読んでくれてどうもありがと♡