箱根駅伝と小涌園のお話by池井戸潤さん
今年も一年最初の楽しみとして、箱根駅伝を満喫させていただきました。
私にとっては、一人の駅伝ファンとしてレースを楽しませていただくことだけでなく、5区・6区の小涌園前をテレビで見ることで、自分の「社会人として礎」を作ってくださった「箱根小涌園での学び」を思い出させてくださる貴重な機会になっております。
小涌園は、箱根駅伝でスタートゴール・中継所以外で、唯一アナウンサーさんが中継される場所になります。なぜ、小涌園だけ?というお話を、年末の箱根駅伝の特別番組で「池井戸潤さんからの手紙」ということで取り上げられました。
という「お手紙」でした。
箱根駅伝での小涌園の話をする際に、たまにお話しさせていただくエピソードでしたが、改めて、こうして取り上げていただき、とても誇らしい気持ちになりました。ありがとうございます。
そして、その番組の司会のウッチャンが、「もっと名前を呼ぶ機会が増えるかもよ、『向かい側がユネッサンです』とか、『コーヒー風呂があります』とか」というお話をしていただいたのが、また、自分にとって胸が熱くなる話でした。ウッチャンは、「内村プロデュース」という番組の撮影で、何度も箱根小涌園・ユネッサンを利用していただいております。箱根駅伝の中継で名前を呼んで感謝の意を述べたというように、数十年前のご縁(この後もあるかもですが)の小涌園の施設についてお話しいただいたこと(ウッチャンの本意はわかりませんが)に、録画を見ながら、本当に涙が止まらなくなりました。
さぁ、明日からの新年のお仕事だ。2024年も「箱根小涌園での学び」を今一度思い出し、頑張ろう!そして、今年は、それに加えて、「感謝」「ご縁」を改めて大切にしよう!と学ばせていただきました。
ありがとうございます!さぁ、あすから頑張ろう!