自宅で音楽祭三昧 夏の音楽祭
海外では、暑い夏は みなさんバカンスに出かけてしまうので、劇場はお休みになります。その代わり、色々な避暑地で音楽祭が開かれます。劇場によっては、「音楽祭」と称して夏の間も公演を継続するところもあります。例えば、ペテルブルグのマリインスキー劇場では 毎年『白夜祭』という音楽祭を行っています。
音楽祭は、ちょっと料金が割高になっていますが、普段とは異なる出演者や演目を観たり、聴くことができるチャンスでもあります。最近では、最新の映像が、YouTubeでも観れることも多くなってきました。
観光地(田舎)で行われる 有名な音楽祭では 先月の「劇場へ行こう」でも紹介をした ワーグナーのオペラだけを行う『バイロイト音楽祭』 毎年ドイツのメルケルさんも楽しみにされているようです。以下は今年のニュース映像です。
次はちょっと前に上演されたワーグナー初期のオペラ「さまよえるオランダ人」です。videoになぜかロシア語字幕が付いています。ロシア語→日本語への変換も可能ですからお時間があればちょっと聞いてみてください。呪われた船の、不死身のオランダ人船長と女の子ゼンタの悲しいラブストーリーです(かなりワーグナー的に身勝手なストーリーではありますが…)。
次は、去年100周年記念だった オーストラリア ザルツブルグで行われる『ザルツブルグ音楽祭』、
以下は今年の音楽祭の予告編と、今年上演される ドン・ジョバンニの予告編ビデオです。ちょっと見てみたくなってきませんか?
次は、英国ロンドンのロイヤル・アルバートホールを中心に行われる 『BBC プロムス』。
以下は昨年 無観客で行われた最終日のコンサートの様子です。毎年 満席のお客さんなのにちょっと異様な雰囲気です。昨年は、ぎゅっと凝縮したプログラムで いろいろな音楽(曲)を効率よく楽しむことができますよ。
他にも 同じくオーストラリアのブレゲンツで行われる『ブレゲンツ音楽祭』、などなど とにかくいっぱいあります。
日本でも『軽井沢国際音楽祭』『ゆふいん音楽祭』『アニフィス夏の音楽祭』などなど同様にたくさんあります。
ご自宅で アイスを食べながら「こんど どこに行こうかな?」と考えるのも楽しいですよ。
by こばつね
『ぺテルで劇場へ行こう!』、ペコのサイトにぜひ遊びにきてくださいね。