石井食品の食物アレルギー対応おせちの話
皆さんは、「イシイのミートボール」ってご存知ですか?
イシイのミートボールは、石井食品株式会社が1974年に発売を開始したロングセラー商品です。私も子どもの頃から食べていて大好きなんですよね。
その石井食品さんから12月の終わりに「食物アレルギー対応おせち」の情報提供をいただきました。あまり商品紹介のご依頼は受けていないのですが、「好きなように書いて良い」とおっしゃったので、お受けすることにしたのです。
まず外観から。
三段重ねになっていてとても豪華な仕様です。
一部はレトルトになっていて、温かいものもという配慮が感じられました。
さまざまな資料がはいっていて、なんと絵本や招き猫まで入っていました。すごいですね。
それ以上にすごいのが、原材料や検査結果についての資料がはいっていたことです。
残留農薬や抗生物質、細菌検査などを行っていらっしゃるんですね。ここまできちんとしたおせちは初めてです。国産原材料に注力されている点も大きな特徴だと思います。情報をきちんと示してくださるのはありがたいと同時に真摯だなあと感じました。
アレルギー対応への取り組み
食物アレルギー対応は、いわゆる特定原材料+特定原材料に準ずるものである28品目の中で、「牛肉、大豆、鶏肉、豚肉」のみに絞られていました。
重要な要素として、醤油に含まれる小麦を使わない、おせちに入りがちなエビが入っていないことなど、「わかってるな」と思える配慮が細部まで行き届いているのが印象的でした。
おせちの内容と味
さて、肝心の味です。
実際に食べてみると、味の濃さを必要以上に感じることはなく、旨味をしっかり感じられ、丁寧な調理がされていることがうかがえます。
一般的に、おせちには和のものばかりで、子どもは「食べるものが少ない」となりがちですよね。
しかし、食物アレルギーが子どもに多いという点もあるのでしょうけれども、今回のセットには唐揚げ、肉類、魚がしっかり入っている点も特徴的です。
子どもが「次になにを食べよう」とわくわくしながら楽しめるように工夫されている印象でした。
家族で食べてみたところ、「今までのおせちの中で一番おいしいかも」と話すほど高評価でした。
アレルギー対応ということを意識せずに、純粋においしさを楽しめました。
個人的に特においしかったのはブリの照り焼きで、大分県産のブリを使っているそうですが、下処理が丁寧なのでしょう、臭みを感じず、手間をかけて作られていることがわかります。
まとめ
今回、お正月に合わせていただいたおせちですが、予約の段階で早々に売り切れていたのも納得できるクオリティでした。
年末から年明けにかけて実際に受け取り、家族全員でいただいたところ、本当にしっとりとした仕上がりでパサパサ感がまったくなく、しっとりとした食感こだわって作られたことがよくわかりました。
いざ食べ始めてみると、アレルギー対応だという意識を忘れてしまうほど味が良くて、もし食物アレルギーを持つお子さんがいるご家庭が来年のおせちを検討するのであれば、機会があればぜひ注文してみる価値があると思います。
そして、絵本にあった、「おせち料理の謂れと願い」を読みながら、改めて、おせちに込められた気持ちを思い出しながら、(イシイのミートボールは入っていませんでしたが笑)新年を気持ちよく迎えられたのはとても嬉しい出来事でした。
※この記事は、石井食品の方からおせちをいただいて書いています。
ただし、内容は自分の思うように構成させていただいています。
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