皮膚の保湿に効く内服薬や理学療法はありませんか?【ご質問に答える】｜Voicyプレミアム放送文字起こし｜2024年1月26日

※この記事は、メンバーシップ『アドバンス』の特典記事になります。

ほむほむ先生の子ども＆アレルギーの医学入門｜ほむほむ@アレルギー専門医

こんにちは、ほむほむです。
プレミアム放送では、医師でも意見が分かれるテーマや、最新の医学論文情報などを共有しています。それでは早速始めてまいりましょう。

アトピー性皮膚炎における『効率的な保湿方法』についてのご質問をいただきました。60代の勤務医の方で、皮膚科や漢方医学を専門とされている先生とのことです。

まず、ご質問の内容について確認させていただきます。

アトピー性皮膚炎では、皮膚バリア機能と保湿因子が低下していますので、保湿治療は言うまでもありませんが、実地医科では、主にプロペトを中心としたエモリエントと、尿素製剤やヘパリン類似物質を主としたモイスチャライザーの使用、ないし併用が行われております。室内の加湿も重要ですが、外用剤はやはり外用アドヒアランスが悪く、もし外用以外の内服薬や理学療法などあれば、ご教授くださいませ。

ご質問ありがとうございます。
これはなかなか難しいご質問ですよね。