アレルゲン舌下免疫療法は、はやめに始めたほうが、その後の利益が大きくなるかもしれない|2024年4月15日
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アレルギー性鼻炎に対する免疫療法、先延ばししてもいい?という質問。
■ 舌下免疫療法は、アレルギーの原因物質を含む薬を毎日舌の下に投与する治療法です。
■ 日本では、スギ花粉症とダニによるアレルギー性鼻炎に保険適用となっていますが、3~5年継続して服用する必要があります。
■ アレルギー性鼻炎は、日常生活に多くの問題を及ぼします。たとえば、睡眠障害や学業・仕事の成績の低下にもつながることが知られています。
■ さらに、アレルギー性鼻炎は気管支喘息を発症するリスク要因とされており、このリスクは成人になっても続きます。
Burgess JA, Walters EH, Byrnes GB, et al. Childhood allergic rhinitis predicts asthma incidence and persistence to middle age: a longitudinal study. J Allergy Clin Immunol. 2007; 120(4): 863-869.
■ 外来で舌下免疫療法をおすすめすると、患者さんから『もっと年齢が高くなってからにしようと思うのですが、特に問題ないですよね?』と尋ねられることがあります。
■ たとえば、食物アレルギーに対する免疫療法はより早期にしたほうが良いのではないかという考えが提唱されるようになっています。
■ アレルギー性鼻炎に対する免疫療法も、より年齢が低いうちに始めたほうがいいのでしょうか?
■ 最近、このテーマにおける報告が、Allergy誌に報告されました。
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noteでは、ブログでは書いていない「まとめ記事」が中心でしたが、最近は出典に基づかない気晴らしの文も書き散らかしています(^^; この記事よかった! ちょっとサポートしてやろう! という反応があると小躍りします😊