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『まず、わたし』廃業したわたしが再び開業しようと思ったワケ

セミナー講師やセラピストとしてサロンを運営していたわたしが
それらをいったんすべて手放し、廃業したのは一年ちょっと前。

廃業した理由は
「苦しんでる人を手助けしたい、救いたい」
という活動の動機の奥に、

それをすることで
『じぶんが救われたかった』

という思いがあることに氣が付いたから。

苦しんでる他人がいるんじゃなく、
『苦しんでるじぶんがいる』
ってことに氣が付いたから。

本当に苦しんでる誰かを救いたいなら、
わたしがまず、わたし自身を救うべきなんだ…と。

まず、わたし
だと。

だから、廃業して
いったん全部更地に戻すことにした。

何もしないことをじぶんに許して
ボーっとしていた時期もあった。

『静かなるドン』全108巻を読むために
マンガ喫茶に毎日通って
8時間耐久読マンしていた時期もあった 笑

キャンプ場の管理人という、
アウトドア好きにとっては
遊びの延長のようなアルバイトをしたりもした。

やりたくないのにやっていたこと
つき合いたくないのに付き合ってた人
建て前、いい人ぶりっ子
他人の目を氣にしているわたし
凄い人になろうとしてるわたし
成功しようとしてるわたし

などなどをどんどん手放していった。

じぶんの内面に静かにゆっくり向き合いながら
じぶんのそのまんまを受け容れて、赦していった。
これまでに学んできたことや実践してきたことを総動員して。

そしたらね、
じぶんの奥の方から少しずつエネルギーが湧いてくるようになったから
生きたいように生きるべく
今働いてる会社に就職して好きなデザインやモノ作りを仕事にし、
大学に入り直してイラストも描き始めた。

そうやって、要らないものを手放し続け、
じぶんが本当に望むものでじぶんを満たしていったら、

人の表面に見えている部分…性格とか行動とかは
後付けの鎧に見えるようになり、
その鎧を通り越して
その奥の何か…本質のような部分を感じられるようになってきて、

まわりに『救うべき人』なんてそもそもいなかったんだ
と、はっきりわかった。

みなそれぞれの場所でそれぞれの段階で
学んでいるというだけで。

そんなわけで
今まで余計なことに使いまくってたエネルギーが
まるっと余剰エネルギーになって持て余すようになり 笑

そして、『手放す』ことで
どんどん自由になっていく感覚が面白くて。

これはみんなも知れば、もっと面白いことになるし、
じぶんの本質を生きる愉快な仲間…話せる相手が
たくさんいたら楽しいだろうな、と思うようになってきた。

だから、また伝えてみたくなった。

苦しんでいる人に、ではなく
もっと人生を面白くしたい人に。
もっと自由に生きたい人に。
一緒に馬鹿笑いしてくれる人に。


誰のためでもなく、
まず、わたしのために。

まず、わたし。

これ、本当に本当に大事。
ってか、もうこれに尽きる!

かくて再びサロンを始めることにした。
本質のわたしを生きることを伝えるために。


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