思考が現実を作る世界から、次の次元にシフトしよう！
そもそもわたしが『意識』というものに興味を持つようになったのは
「思考は現実化する」
という考え方に出会ったからでした。
現実はすべて自分の思考によって作り出している
だから
自分の思考を変えれば現実は変えられる
この考え方に出会ったときは希望で胸が膨らむ思いでした。
だって
自分ではどうにもできないと思っていたどんな現実も
「自分次第で変えることができる」
わけですから。
この考え方に魅了されて、
数年掛けて自分の思考を徹底的に観ていきました。
その甲斐あって
自覚していなかった傲慢さや依存心など
自分自身の足を引っ張っているいくつもの思い癖に氣づくことができ、
最初のうちは面白いようにまわりの人や起こるできごとが変わっていきました。
ビギナーズラックというわけじゃないですが、取り組み始めは現実が変わりやすいのです。
それでどんどんのめり込んでいきました。
ところが次第に
変えられない現実というものに突き当たるようになりました。
また、ネガティブなできごとが起こるたびに
「こんな現実を作ってしまった…思考を見直さなければ」
と、強迫観念に苦しめられるようになっていきました。
思考が現実化している
というのは真理ではあるけれど
顕在意識レベルで把握できる思考だけで現実ができているわけではないので
そのやり方だけで見直そうにも限界があるのです。
「望んでいない現実を引き寄せるのをやめて、望む現実を手に入れる」
いわゆる 引き寄せ のためにこの法則を使うのなら、
すべての現実はわたしの思考が作っていると
“考えてみる”
ことで別の角度からものごとを観る視点を養っているのだ、くらいに認識しておくのがいいと思います。
けれど当時のわたしは
「すべての現実はわたしの思考が作っている」
という言葉を真に受けて
「だから全部じぶんで変えられるんだ」
そう思ってしまったのです（単純！）
そんなわたしが
思考を視覚化し、整理するためにノート数千ページに渡って頭の中に浮かぶ言葉を書き出して、
変えられない現実に向き合い続けて出した結論は
「わたしの思考がすべての現実を作っていると考えることそのものが、わたしの傲慢さだった」
でした…
このことに氣がついて
ようやくこのやり方を手放すことができました。
顕在意識レベルでできることには限界があります。
意識には顕在意識レベルからある程度アクセスできる潜在意識もありますが
わたしたちは深層の無意識領域からも影響を受けていて、
その影響はなかなか自覚できないうえに強力ですから、
自覚できる思考を変えても、すべての現実が変えられるわけがないのです。
たしかに思考を変えることである程度現実はコントロールできます。
その現実に満足していて、内面的にも満たされているなら
それは喜ばしいことだし、その方法が合っているのだと思います。
そうではなかったわたしは散々悪あがきした末に
自分でできることの限界に氣づいて降参しました。
そうしたら
それまで見えていなかった世界が姿を現し始めたのです。
コントロールする次元から
『委ねて』生きる次元へのシフト
だったのだろうと思います。
自分ではどうにもできない壁を受け容れて
自分でどうにかしようとするのを諦めたのです。
するとその壁は
どうにかしようとしている自分が作っている壁だったのだ
ということに氣づけたのです。
意識の世界はこれだから面白い♪
どうにかしようとせずに委ねた方がすんなりとことが運ぶし、面白いことが起こるんです。
そんなわけで、今はノートに思考を書き出すことはほぼありません。
仕事のto doを方眼ノートに書いたり、感謝ノートや閃きのメモなどは書きますが、勝手に湧き上がってくる思考は相手にせず、そのときの感覚を感じるだけにしています。
ノート数千ページ書いたわたしの経験から言うと、
人によっては
思考は書けば書くほどしんどくなっていきます。
そういう人はある程度書いて思考が整理できたら、もう書かない次元にシフトするときなのかもしれませんよ。
書くのがすべてダメということでは決してないのです。
人それぞれ
生きる目的、人生で求めているもの、今いる次元…
それらによって、合っているやり方があるし、それすら変わっていくよ、というお話です。
書くことでしんどくなるのはなぜなのか
書かないほうがいい人ってどんな人なのか
それはまた別の機会に。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
不要な思考・感情・信念を解放して
本来のわたしを生きる
ボディートークセッション
札幌市中央区のサロンでもオンライン（ZOOM）でも受けられます！
遠隔、代理セッション、ペットへのセッションも可能です！
プライベートサロン【ホロスルームhicari】
札幌市中央区 地下鉄西28丁目駅徒歩4分
お申込みお問合せは⇒ こちら